『名探偵コナン』作者が夏休みの宿題を手伝ってくれた理由とは!?
今回お話を伺ったのは、お笑いコンビ「オキシジェン」の田中さん。2016年の漫才新人大賞を受賞し、来年の活躍が期待される田中さんは、ある「有名漫画家」の親族であるそうだ。日本人なら誰でも知っている「あの漫画」の作者の、知られざるエピソードとは!?
いとこが「青山剛昌」
田中さんのいとこは、なんと「名探偵コナン」の作者である青山剛昌さんなのだそう。父親同士が兄弟であり、年は結構離れていて、田中さんよりも15歳くらい上。物心ついた時は、青山さんはまだ高校生か大学生であり、田中さんにとっては「親戚のお兄さん」という感じだったそう。
青山剛昌作のお面!
田中さんの家は厳しかったのか、例えば幼い頃、お祭りに行ったとしても、仮面ライダーや戦隊もののお面を買って貰えなかった。そういう時に、青山さんは田中さんの為に、ダンボール切って、その裏に仮面ライダーの絵を描いてくれたらしく、田中さんはずっとそれを被って遊んでいたのだとか。「今でも持っておけば、価値が出てたかも知れませんね(笑)」と田中さん。青山さんが漫画家になる前のエピソードだが、その当時からすでに絵は上手だったそうだ。
「タッチが小学生のレベルじゃない」
田中さんが小学生で、青山さんが大学生だった頃。当然のように夏休みの宿題が間に合わず、田中さんは最後の宿題としてイルカショーの絵を描いていたのだが、それを青山さんに手伝ってもらったところ、その絵が学校で賞を取ってしまった。「タッチが小学生のレベルじゃない」と圧倒的な評価を集めたのだとか。
最終的にはバレなかったものの、おそらくは担任の先生にはバレていたと語る田中さん。その先生は「躍動感が違う」と、絵を眺めながらこぼしていたそうだ。「夏休みの絵の宿題を、青山剛昌に描いてもらった」という、いとこしか体験することの出来ない貴重なエピソードだ。