貧乏芸人が心の中の悪魔と葛藤した末に迎えた結末とは!?

貧乏芸人が心の中の悪魔と葛藤した末に迎えた結末とは!?

今回お話をうかがったのは、ホリプロコム所属のお笑いコンビ「パンプキンポテトフライ」の谷さん。貧しい暮らしをしている谷さんが遭遇した事件とは!?

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「ある日、家に帰る途中に、酔っぱらったおじさんを見かけたんですよ。コンビニの横の壁にもたれかかって寝ていたんです。売れない芸人として貧乏暮らしをしている僕は、それを見た瞬間にふと『この人の財布、盗んでもバレないんじゃないか?』って思ってしまったんです。もちろん絶対ダメなことなんですけど、その時期は本当にお金がなくて、いま思うとちょっとおかしくなっていたのかもしれないです。深夜3時くらいで人通りもなくて、『これはいける』と確信できたんですけど、やっぱり迷いがあって、とりえあずおじさんの隣に座ってみたんです。

 

まず横に座ってみて、すぐに起きてきたら『こんなとこで寝ちゃだめですよ』って注意して、そのまま帰ればいいと思ったんです。でも、軽く肩をポンポンってしてみても、全然起きる気配がないんですよ。でも、強く揺らしたりすると『うーん』ってうなりながら体を動かしたりするので、そこまで熟睡してはいない。『どうしよう?』と悩んだまま、おじさんの隣に座り続けていたら、僕も酒を飲んでいたので眠くなってしまって、いつのまにかそこで寝ていたんです。

 

それで、目が覚めたらおじさんはいなくなっていて、800円くらい入っていた僕の小銭入れもなくなっていたんです。どうやら誰かに盗まれてしまったみたいで。悪いことを考えたバチが当たったんでしょうね。やっぱり泥棒は良くない、と改めて思いました」