切れ痔になった芸人が肛門科で体験した悲劇

切れ痔になった芸人が肛門科で体験した悲劇

今回お話をうかがったのは、ホリプロコム所属のお笑いコンビ「ヤングウッズ」の山城さん。切れ痔になった彼は肛門科に行ってどんな目に遭ったのか!?

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「僕、切れ痔なんですよ。『ちょっときばって切れた』ぐらいのレベルじゃなくて、肛門の内側が完全に切れてしまっているんです。それが痛すぎて我慢できなくなったので、生まれて初めて肛門科に行ったんです。診察室で看護婦の方に『ズボンを脱いで、診察台にひざを抱えるようにして横になってください』と言われまして、『分かってたけど恥ずかしいな』と思いつつ、ズボンを脱いでその姿勢で待っていたんです。

 

担当の先生が来て、『じゃあ、さっそく見ていきますね』と、ゴム手袋をはめて、ローション的なものをつけ始めたんです。『あ、これは完全に、話を聞く前にとりあえず入れてみるタイプの人なんだな』と思ったんです。『力抜いてください』って言われたんですけど、初めてだから怖くて、ついつい力が入ってしまうんです。

 

あまりの痛さに僕は『ちょっと、痛い痛い痛い痛い!』って悲鳴をあげたんですけど、先生は『大丈夫ですから、力抜いてください』って言いながら、執拗に指を入れようとしてくる。『いや、抜いてるつもりなんですけど、痛い痛い痛い痛い』『いやいや、大丈夫です。抜いてください』っていうやり取りがずっと続いていて。思わず僕が『本当に痛いんですけど』って真面目な感じで言ったら、先生が急に『あのね、こっちだってね、そんなに肛門に力入れられていたら、指が痛いから!』ってキレたんです。そこからはお互いに『痛い痛い痛い!』を言い合う感じになってしまって、肛門科の先生と僕が、ひたすら自分の痛みを主張し合っていました。僕の肛門と同じくらい、先生もキレていましたよ」