覚醒剤を打ちながらネタ作り!? 戦前生まれの芸人が振り返る

覚醒剤を打ちながらネタ作り!? 戦前生まれの芸人が振り返る

今回お話をうかがったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「めいどのみやげ」のティーチャさん。彼が語る昔のお笑い界の衝撃的な思い出とは!?

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「昭和10年生まれ、82歳。『めいどのみやげ』のティーチャと申します。桂歌丸師匠は1個下でございます。私は大学を出て建築業で働いていたのですが、実は密かに中学高校の頃から芸能界に憧れを抱いていたんですね。チャンスがあったらぜひ飛び込んでみたいと考えていたところに、渡りをつけてくれる方がいらっしゃいまして。新宿の演芸場にいた劇団に入れていただくことができたんです。

 

お芝居をやっていた仲間とトリオを組んで、お笑いを始めました。しかし、その頃はお笑いに詳しい作家さんというのがいなくて、ストリップ劇場でコメディアンをやっていた先輩にコントを見てもらっていました。まだ大らかな時代のことですから、先輩方はヒロポン(市販されていた覚醒剤の一種。かつては合法だった)を打ちながらアドバイスをくれるんです。粉薬をお水で溶かして、注射器の先でかき混ぜて、それを打って、『今の使えるよ! 最高だ!』とか。

 

そうやってネタが1本できると、トリオを組んでキャバレーを回って、そのネタを披露する結構なお金になったんです。お金が欲しければ、キャバレーなりショーパブに行けば何とかなった。最近の芸人にはそういう場所がないから少し気の毒ですね」