お笑い廃業!? 無意識でハローワークに行っていた芸人

お笑い廃業!? 無意識でハローワークに行っていた芸人

今回お話をうかがったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「ユメマナコ」のねもよしさん。彼が体験した衝撃的なエピソードとは!?

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「先輩芸人のライブの後に打ち上げがあって、2次会でカラオケに行ったんです。その日のカラオケはすごく楽しくて、僕はハイボールをとにかくいっぱい飲んでしまったんですね。自分では酒に強いから大丈夫だろうと思ってたんですけど、途中から記憶がなくなってしまって。

 

ここからは後日、先輩に聞いた話なんですけど、カラオケで僕は急に『トイレに行ってきます』と部屋を出て、そのまま行方不明になったんです。新宿で飲んでいたんですけど、町中を探し回っても、誰も僕を見付けられなくて。朝になっても戻ってこないし、先輩たちも、次の日もライブがあったから仕方なく帰って行ったそうです。

 

それで、朝になってパッと目が覚めたら、なぜか僕はハローワークのロビーにいたんです。朝の10時くらいだったんですけど、今がどんな状況なのかも、昨日何をしていたのかも全く思い出せなくて。とりあえず、何が起きていたのかを知るために、ハローワークの人にも聞いてみたんですよ。その人が見た限りでは、僕はまず入ってきて、『就業セミナー』を受けるところの番号札を引いて、パイプ椅子に座っていたらしいです。ただ、いかにも体調が悪そうな感じで、いったん外に出て行って、吐いて、その後は座って眠りこけていたみたいでした。新宿で飲んでいたのが夜の3時くらいだったので、7時間くらいの記憶がなくなっているんです。入っていったのがハローワークっていうのも怖かったですね。自分は仕事のことで悩んでいたのかなと。無意識で芸人以外の職を求めていたのかもしれません。くれぐれも飲み過ぎにはお気を付けください」