ガチャガチャで自分の使用済みパンティを販売する僕のお母さん

ガチャガチャで自分の使用済みパンティを販売する僕のお母さん

今回お話を伺ったのは、トゥインクル・コーポレーション所属のお笑いトリオ・ブーメラン学園の杉村さん。強烈過ぎるお母さんのエピソードとは?

「これは僕の家族の話なんですけど、僕のお母さんっていうのがすごく優しくて、週末とかに遊んでくれるお母さんだったんですけど、僕が中学校に上がるぐらいに、スナックで働き始めたんです。僕、北海道の江別市っていうすごくマイナーな街出身なんですけど、そのド田舎でスナックをやり始めまして。家を空ける頻度も多くなっていて、よく遊んでくれていたお母さんが相手にしてくれなくなったから、幼心に『ちょっと寂しいな』って思っていたんです。

 

それから6、7年後ですか。僕が20歳になったときに、『一回、アポなしでそのスナックに行ってやろう』と思いついたんです。『どんなところで働いてるんだろう』という興味もありましたし。それで、そのスナックに連絡もせずに突撃したんです。店内に入ると、まず真正面の壁に写真がいっぱい貼ってあるのが見えたんですね。それが、うちの母親が車のシートを倒して片乳を出してるブロマイドだったんですよ。しかも、1枚5,000円で売られてたんです。まずそれにビックリしたんですけど、驚愕はその写真ひとつじゃ終わらなくて、カウンターのすぐ横にガチャポンが置いてありまして、『このガチャポン何が当たるんだろう』と思ってよく見たら、1回1,000円なんですよ。どこにでもあるようなガチャガチャが。『高いし、何当たるんだ』と思って試しに回したら、カプセルの中に僕の母親が履いたパンティが入ってたんですよ。そこからもちょいちょい行ってみたんですけど、カプセルは行くたびに減ってましたね……(笑)。

 

うちの母親は車を持ってないんで、たまに『迎えに来て』とお願いされることがあるんですよ。あるとき、迎えに行ってあげたら、指定された時間になっても全然店から出てこないんですよ。10分、20分経っても出てこないから、ふざけんなと思って。スナックが閉まる時間だから夜の1時とか2時なんですよ。30分待っても出てこないから『何なんだ』と思ってガチャっとスナックのドアを開けたら、知らない男とチークダンスを踊ってたんですよ。そういうお遊びの過ぎる母親なんです。ラブホテルのライターとかが普通に茶の間のテーブルにポンって置いてたりとか。修学旅行先で、たまたま出張中のお父さんと会って、久しぶりに会ったことを伝えようと思って家に帰ったら、お母さん、全く知らない男と鍋食ってたんですよ。実家で。

 

マジで怒りたいと思ったことが何度もあるんですけど、実は僕、この話で『人志松本のすべらない話』のオーディションを受からせて頂いたんです。これでテレビに出させてもらえたので、だからもう、母親にあまり強く言えなくなっちゃったんですよね。自分の履いたパンティを売っていたこと、今では感謝しています」