ハロプロ大好き芸人が語る「チャオベッラチンクエッティ」の魅力

ハロプロ大好き芸人が語る「チャオベッラチンクエッティ」の魅力

今回お話をうかがったのは、グレープカンパニー所属のお笑い芸人「ゆるえもん」さん。今一番アツいアイドル、その名は「チャオベッラチンクエッティ」!?

「僕、アイドルが好きなんですけど、その中でも今は『チャオベッラチンクエッティ』というグループの大ファンなんです。もともとは『THE ポッシボー』という6人組だったのですが、そこから人数が減り、数年前に改名されました。グループ名の意味としては、チャオはイタリア語で『ごきげんよう』、ベッラは『きれいなお姉さん』、チンクエが数字の『5』。5人組だからその名前なんです。でも、改名から一月も経たないうちに1人抜けてしまって、現在は4人で活動しています。

 

チャオベッラチンクエッティの魅力は、何と言っても『ライブが熱い』ということですね。アイドルの現場って、よく『オタ芸ばっかりしてるんでしょ?』なんて言われますけど、オタ芸なんていうのは、いわば自己満足の部類なんですよ。そうではなくて、『コール』とか『合いの手』と呼ばれるものが主流なんです。あとは振りコピ(公演中に演者の振り付けを真似て踊ること)ですね。それらが楽しい楽曲が多いんです。彼女たちと一緒に熱くなって、すべてを発散できる。

 

僕は橋本愛奈ちゃんという子を応援しています。愛奈ちゃんは、まず歌が異常に上手いんです。最近、T-REXっていう海外の伝説的なロックバンドのトリビュートアルバムが出たんですけど、その中になぜか、アイドルで1人だけ橋本愛奈ちゃんが入っているんです。そういうレベルで歌唱力を評価されているんです。もちろん、他のメンバーも素敵なので、全員のことを応援していますよ。

 

チャオベッラチンクエッティは、立ち位置で言うと『ハロプロ』からは離れている感じなんです。つんくさんのDNAはあるけれども、ハロプロのファンからすれば、『ハロプロじゃないよ』なんです。でも、詳しく知らない人たちからしてみれば、同じハロプロ。それで、どちらからも受け入れられない狭間で戦っている。ハロプロは内輪で育っていくスタイルだから、外部とはあまり接触しないんです。でも、チャオベッラチンクエッティは外で戦っていた分、ほかのグループにはない雑草魂というか、強さみたいなものがあるんです。ライブの場慣れも半端じゃない。そういう子たちの生き様を見るのが非常に熱いんです」