宅建資格を持つ芸人が断言「お寺の近くの物件を買え!」

宅建資格を持つ芸人が断言「お寺の近くの物件を買え!」

今回お話をうかがったのは、サンミュージック所属のお笑い芸人「ケンキ」さん。実はお買い得な物件、その理由とは!?

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「僕は『宅建(宅地建物取引士)』という資格を持っているので、不動産にはちょっと詳しいんです。不動産用語で『心理的瑕疵物件』というのがあるんです。瑕疵は「傷」という意味なので、要するに『心理的に問題のある物件』ということです。例えば、近所にお墓やお寺がある物件のことです。嫌がる人が多いので、その分値段も安かったりするんです。ただ、実は、お寺の近くってオススメなんです。

 

昔から、お寺というのはいい場所に建てられるものなんです。何百年も続いているお寺もあるわけじゃないですか。昔からずっと残っているというだけでも、地盤がいいことの証明になっていますよね。神社も同じです。安くて地盤が安定しているので、神社とかお寺の近くの物件は『買い』なんです。

 

逆に、オススメできないのはやっぱり『事故物件』ですね。賃貸の場合、その部屋で誰かが亡くなってから、間に1人を挟むと、人が亡くなったことを告知する義務がなくなるんです。だから、その物件を借りた人が、あとからその事実を知って驚く、なんてことが起こったりするんです。不動産屋としては部屋を貸したいですから、黙っていてOKなら黙っているものなんです。では、どうやって確かめればいいのかということなんですけど、そのマンションの管理組合に聞くのが一番いいですね。言わないといけないっていう義務はないんですけど、だいたい教えてくれますよ」