老け顔芸人の悲しすぎる「老け顔あるある」とは!?

老け顔芸人の悲しすぎる「老け顔あるある」とは!?

今回お話をうかがったのは、ケイダッシュステージ所属のお笑いコンビ「トム・ブラウン」のみちおさん。子供の頃から「老け顔」だったという彼のウソみたいな実体験とは!?

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「僕は中学生の頃、相撲をやっていたんですよ。それで町の道場みたいなところに通っていたんですけど、そこには大学生とかも練習をしに来ていて。僕が中3のとき、大学4年生の人と一緒に稽古をしていたんです。しばらくすると、その人が突然、『あれっ、そういえばこの間、大学の交流会で一緒に会わなかったっけ?』って聞いてきたんです。『いやいや、僕、中学生ですよ』って答えたら、その人はちょっと気まずそうに『あ、そっかそっか』って。そのときは、『そうか、大学生に見えるのか』って思ったんです。

 

その何カ月か後に、僕はお父さんにお小遣いをもらって、当時流行っていた『プレイステーション』を買うためにゲームショップに行ったんですよ。学校が休みの日だったので、私服で行ったんです。そしたら店員さんに、『こちらのプレイステーションはお子様へのプレゼントでよろしいですか?』って聞かれまして。そのときにようやく『あっ、俺、そこまで老けてるんだ』って気付いたんです。それで、わざわざ否定するのもどうかなと思ったので、店員さんには『はい、そうです』って答えて、自分用にラッピングされたプレステを家まで持って帰りました。

 

中学の頃の自分は、いま振り返ると若かったはずなんですけど、周りの人に言わせると『今とほぼ変わらない』らしいんです。今よりもちょっとだけ肌ツヤが良くて、髪も少し生えてたくらいの感じですね。その件があって以来、老け顔であることがコンプレックスになってしまって、好きな女の子ができた場合にも、『いや、俺、老け顔だからさ』とか聞かれてもないのに言ってしまって、それでも大丈夫な子とだけ仲良くする、みたいなことが多かったですね。

 

今では見た目の年令に実際の年令が徐々に追いついているわけなんですけど、残念なことに、今でも余裕で上に見られます。今、僕は33歳なんですけど、大半の人には『40歳ぐらいでしょ?』って言われますね」