X JAPANのToshlがどんどん芸人化している件
最近、X JAPANのToshlさんをバラエティ番組でよく見かけるようになりました。ゴリゴリのハードロックビジュアル系バンドのボーカリストでありながら、スイーツ好きという意外な一面があり、スイーツを食べて笑顔を見せる姿が微笑ましい。くず餅を食べるのが好きすぎて事務所から「くず餅禁止令」を出されたこともあるほどです。
単純に見ると、長髪で、サングラスで、ロックテイストの服を着ている年齢不詳の男性が、喜々としてスイーツを作ったり、食べたりしているのが単純に面白いわけです。まさにビジュアルショックです。
それにしても、年末年始のバラエティ特番に出演したYoshikiさんが話題になって、次はToshlさんが出てきているということで、X JAPANの皆さんのバラエティ対応力は半端ではありません。
私はX JAPANはもともと好きで、ライブにも行っているぐらいなんですけど、彼らの何がいいって、音楽とかパフォーマンスもさることながら、本人たちの憎めないキャラクターが面白い、っていうところはあるんですよね。
そもそもX JAPANがバラエティ番組に出始めたのは、往年の伝説的バラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』からだと思います。当時は、奇抜な衣装で派手なパフォーマンスをする彼らが「ヘビメタ」としてキワモノ扱いをされていて、大勢で集まって運動会をやったりとか、ハチャメチャで面白かったんですよね。
バラエティタレントとして彼らが優れているのは、何と言っても「何でもイジらせてくれる」というところだと思います。Yoshikiさんは、Toshlさんの洗脳騒動のこともトーク番組で振り返って、「洗脳星から戻ってきた」などと語っていたりします。自分たちの身に降りかかった悲劇を喜劇にする力がある。そこがすごい。
「Xポーズ」とか「Xジャンプ」という決めポーズもあるし、「紅だー!」という名フレーズもある。そういうところも含めて、X JAPANの皆さんはやっぱり最高の「芸人」だなあと思います。