捨てた衣服を勝手に着る困った大家さん
プロの芸人たちがよりすぐりの傑作エピソードを披露! クスッと笑える「すべりにくい話」をお楽しみください。
俺が捨てたTシャツを着るおじいちゃんの判断基準とは!?
どきどきキャンプの佐藤です。
昔、お金なかった頃、杉並区の玄関共同、トイレ共同、風呂なしの、 家賃二万円のアパートに住んでたんです。
大家さんは、隣に住んでいる6、70才ぐらいのおじいちゃん。
そのアパート、6人住んでいるけど、ゴミなんか一カ所に集めておくと、 大家のおじいちゃんが捨ててくれる、なかなか アットホームなアパートだったんです。 ある日、ジーンスとかTシャツとか、いらない服を大量に捨てたんです。
翌週、家賃を払いに行ったら、大家さん、俺が捨てたTシャツを着てた。 で、 「何でも着るかな?」 と、遊び心がおきた。 僕が持ってるTシャツで、一番可愛いのが、猫ひろしの 「猫だましい」って書いてある、Sサイズの赤いTシャツだったから、それを捨ててみた。
で、また家賃払いに行ったら、着てなかった。
「あっ、選ぶんだ」
二ヶ月後くらいに、大家さんの所へ、車何台も連ねて 親戚がばぁーっと来たんです。
そうしたら、親戚の中の小学二年生ぐらいの女の子が、 「猫だましい」着てた。
区画整理で、そのアパート、今はもうありません………
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