山奥へ連れて行かれ、◯◯◯に襲われそうになる!?命懸けのアルバイト
今回お話を伺ったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「シャイニングスターズ」の岡田さん。ひょうきんで穏やかな喋り方からは想像出来ない、死と隣り合わせの修羅場を潜り抜けてきた岡田さんの体験談をご覧頂こう。
―――コンビ名の由来を教えて頂けますか?
かっこいい名前をつけたいと思って、それで一発目に思い浮かんだのが「シャイニングスターズ」だったんです。
光る星たち。
かっこよく輝いていこう、という。
―――確かに素敵なお名前です。結成何年目ですか?
結成6年目ですね。
順調に上がったり下がったり、楽しくやらせて頂いてます。
―――アンケートのお話に移りましょう。地質調査のアルバイトをしていた?
神奈川の方の山で行ってました。いわゆる「道無き道」みたいな、木ばっかりで「何処から入ればいいの?」みたいな山を、木と木の間を無理矢理にかき分けて、凄く急な斜面を登って行くんです。
で、そこからプロの人達に「そこに立って」って指示されて、(僕は)言われた通りに立って、赤と白の棒みたいなのを持って、写真を撮ってもらう。その時は、地質調査というよりは測量でしたね。地すべりが起きそうかどうかを調べる為の。このくらいの角度ですよ、っていうのを測るんです。
あと、トンネル工事をするから工事予定の場所の上側を見ておきたいって言われて、工事予定地の山を登って行って、(そこにある)大きい岩に数字を書いて「これはヤバイやつ」っていうのを確認して写真を撮るっていうのもやりました。
―――滑り落ちたこともあるとか?
足場になっている部分は、岩が組み合わさって出来ているだけなので、踏み外したら底が急に抜けるんですよ。土が滑りだして、僕も一緒に滑りだす。そうなると、軽い滑落です。どうしようもないんです。どうすることも出来ず、落ちて行くしかない。
(僕が落ちた時は)たまたまそこに木があって、助かったんです。あの時は死ぬかもしれないと思いましたね。
―――木を掴んでいなかったら、こうしてお話していないかも知れない?
そうなりますね(笑)
―――怖いものに遭遇したこともある?
イノシシですね。
山奥にお昼で弁当を食べていて、そしたらイノシシが下の方を走っているのが見えて「これは危ない!」てなって、とりあえず「弁当隠して!弁当隠して!」って皆で一斉にカバンの中に弁当を押し込んで、じっとしていました。
―――そっちを優先するんですね?(笑)
「弁当に釣られてきたのかな」と思って。それで事なきを得ました。
―――ちなみに一日いくら位稼げるんですか?
1万円くらいです。ハードな割にはそこまで高くない。
東京来たての時に、(前に住んでいた)大阪の知り合いが「こんなのがあるよ」って言って紹介してくれたんです。
―――では、今はやってない?
はい。
やっていた時は、平日週3、4くらいでやってました。まあ2ヶ月くらいだけでしたけども、めちゃくちゃ疲れるんですよ。全身泥だらけになるし。そもそも、都内から車で向かうので、行くのにも3時間くらいかかる。割にあわないですね。
最近は水道検針のバイトをしています。
―――何か面白いことがありました?
狭い所を通って、ひたすら床にあるやつを開けて、数字を確認するだけなんですよ。
一回詰まったことがあります。
前に(床の扉を)開けた時に、携帯電話が入ってたことがありましたね。「誰のだろう?」って思いながら事務所に持って帰りましたけど、後で聞いてみたら、同じバイトの検針のひとのものでした。なんで落としたんだろう?
―――ありがとうございました。
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