ないと外れる!?的中率100%の占い師を支えていた「あるもの」とは!?
プロの芸人たちがよりすぐりの傑作エピソードを披露! クスッと笑える「すべりにくい話」をお楽しみください。
占いに最も必要なもの
どうも、ランナーズ・ハイです。
俺のお袋が、すごい占いマニアなんです。 いろんな占い師に見てもらうのが大好き。
良いこと言われると信じて、悪いことはいっさい信じない。
それで、姓名判断の占い師に、「中込浩二郎」って俺のフルネームを、 占ってもらってきたんです。
「この人は右手と右目に影がある」
ドキッ!
ヤバイ、当たってる。
俺、右目だけコンタクト入らなかったり、右手が痺れたりしてたんです。
だからすごい気になって、 「一度、連れてって。是非、直接お話がしたい」「でも、 占いの見料とかって、高いのかな?」 ってお袋に言ったら 「あっ、お布施は気持ちだから大丈夫」って言われたんです。
え、お布施?
見料じゃなくお布施?
でもまあ、とりあえず行ってみたんです。
八王子の高台にある◯◯教会。30畳ぐらいある大広間。
信者じゃなくて、占ってもらう人が100人とか200人が、 全員正座して順番待ちしてる。両手広げて、頭下げたりしながら。 で、2時間待って、ついに俺の順番がきた。
その先生ってのが、 しわくちゃでよぼよぼのお婆ちゃん。
で、俺が相方の名前も書いて 「俺たち、お笑いやってるんですけど、将来的にどうですか?」 て聞いたんです。 そうしたら、お婆ちゃん、いろいろ見ながら最終的に言ったの。
「これは、いい縁談だよ」
結婚しねーよ………しかも3人だし………
俺アタマ来ちゃって、受付の白い長い服着た方に、文句言ったのよ。 「これ、おかしいでしょ。俺は仕事のこと聞いたのに、縁談って何よ!?」って、さんざん文句言ったのよ。
そしたら、受付の人、 「あー、今日、補聴器付けてなかったんだー」って。
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