永野の乗ったタクシーを走って追いかけた男の目的は?

永野の乗ったタクシーを走って追いかけた男の目的は?

今回お話をうかがったのは、グレープカンパニー所属のお笑い芸人「パーティ内山」さん。先輩芸人の永野との営業先で経験した恐ろしい出来事とは?

「僕、事務所の先輩である永野さんと一緒によく営業に行かせてもらっているんです。永野さんが福岡出身ということもあって、九州で営業するときは特に盛り上がるんです。この前、九州に営業に行ったときにも、ステージを終えた永野さんが楽屋に戻ろうとすると、もみくちゃにされて、もうビートルズみたいな感じだったんです。

 

その日もやっとの思いで楽屋にたどり着いて『じゃあ、次の現場に行こうか』ということで、タクシーを拾って乗ったんです。ところが、タクシーの周りにも人がたくさん集まっていて、発進すらできないんです。何とか道を開けてもらって車を出したら、10人くらいが走って追いかけてきたんです。だいたい50~100メートルくらい走るとみんな脱落するんですけど、1人だけずっとついてくる男性がいたんです。最初は永野さんも僕も面白がっていたんですけど、本当にいつまでもついてくるので、1キロ過ぎたぐらいから段々と怖くなってきたんです。それで、次の信号で停まったらこちらから話しかけて、ついてくるのをやめてもらうように説得することにしたんです。

 

それで、信号で停まったときに窓を開けて注意しようとしたら、その人は僕らの方にゆっくりと近づいてきて、永野さんに向かって『お前、ホモやろ?』って聞いてきたんです。永野さんがとっさに『違う違う』と返したら、そいつは『そうか』と言って、そのまま走って帰って行きました」