パーマ中にヘッドバンキング!?美容室で見掛けたヤバ過ぎるおばさん

パーマ中にヘッドバンキング!?美容室で見掛けたヤバ過ぎるおばさん

業界に入る前は違う仕事をしていたことが多いお笑い芸人。今回お話を伺った、ホリプロコム所属のお笑いコンビ「レオン」の石部さんもそのひとり。元美容師である石部さんが語ってくれた「美容師をしていて1番驚いたこと」とは?

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ぐるぐる回り続けるおばさん

美容室にはパーマする時に使う「ローラーボール」という機械があるのだが、みなさんはご存知だろうか。後ろでぐるぐると回っている機械のことだ。

石部さんが遭遇したそのおばさんはいつ来ても「しっかりとパーマを当てて下さい」としか言わないおばさんで、パーマを当てた後に、ローラーボールを出し、しばらく放置していたら、おそらく「しっかり当てたい」という気持ちが高まり過ぎてしまったせいか、パンチを避ける練習をするボクサーのように、頭を動かし続け、回転するローラーボールと一緒にぐるぐる回っていたのだそう。

15分回って力尽きた

ローラーボールは、熱をちょっとずつ逃がしながら、イイ感じに熱を循環させ温度調整することでパーマをしっかりと保ってくれる機械なのだそう。ぐるぐる回り続けるおばさんに何かを伝えることは躊躇われ、全美容師が放置を決めていた所、そのおばさんは目を回してしまったらしく、最終的には全然遠い、熱の来ない所に頭をつけていた。

変なパーマのひとが多い理由

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年齢が上がってくればくる程、「これは幾らなんでも絶対にダメだろ………」というくらいまでクルクルして下さいと言って、全部をパンチパーマくらいのクルクル加減にしてしまうおばさんが増えてくるのだそう。クルクル回す分だけ、一層満足していく。「崩したりはせず、このままでいいです」と言って、パンチパーマで帰っていくパーマキ◯ガイみたいな人が後を絶たない背景には、「長持ちさせたい」という発想があるんだと思います、と石部さんは分析する。