初心者の僕がサバイバルゲームで即死しまくった理由
今回お話をうかがったのは、グレープカンパニー所属のお笑いコンビ「キャラバン」の桝本さん。初めてのサバイバルゲームで起きた悲劇とは?
「サバイバルゲームに初めて参加したときのことです。サバイバルゲームは『紳士のスポーツ』っていう感じで、ルールがしっかり決まっているんです。例えば、撃たれたときは自己申告制なんです。自分に弾が当たったら『ヒット』って言って手を挙げて、自分から陣地の外に出るんです。悔しいけれども、そこはウソをついちゃダメで、ちゃんとやっていかないとゲームの進行に支障をきたすんです。
それで、いよいよゲームが始まり、2チームに分かれて撃ち合うことになったんです。でも、僕は始まった瞬間に『バン』と撃たれてしまって、『ヒット』って言いながら外に出たんです。ちょっと恥ずかしかったですけど、初心者が狩られるのは仕方ないのかなと思って、その試合が終わるのを待っていました。それで、10分くらいで勝敗が決して、2回戦が始まったんですけど、またしてもすぐに撃たれたんです。それからも3回連続くらいで瞬殺されて、全く楽しめなかったんです。
『はあ、難しいなあ。こんなに難しいものだったのか』としょげていると、いったん休憩になったんです。それで、休憩中にふと気付いたんですけど、会場で借りた帽子のヒモの先にプラスチックのパーツが付いていたんです。『もしかして?』と思って軽く頭を動かしてみると、そのプラスチックのパーツが『バン』って頭に当たったんです。僕はそれをずっと弾だと勘違いして、誰も僕のことを撃っていないのに、1人で勝手に死んでいたんです」
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