「正義」とは何か!? 新撰組好き芸人が新選組の魅力を語る
今回お話を伺ったのは、ケイダッシュステージ所属のお笑いコンビ「フレンチぶる」の大西さん。「新撰組検定」なるものを持っているという大の新撰組好きの大西さんが熱く語ってくれた「新撰組」の魅力とは!?
―――「新撰組検定3級を持っている」と伺いました。なんでまた、この検定を取ろうと思ったんですか?
大河ドラマで「新撰組」ってやってたじゃないですか?元々歴史が好きだったっていうのあるんですけど、あれを見てドハマりしてしまいまして、それからずっと新撰組のことについて調べたりしている時に、「新撰組検定」っていうものが不定期で行われてるというのを耳にして、過去に4回行われているんですけど、僕が受けたのはどの4回目なんです。そこで3級を取りました。
―――内容的にはどんな検定なんですか?
教材みたいなものがあって、出題されるのは、例えば隊士の名前であったり。
―――明治時代ですよね?
明治になる前ですよね。だから、言ってしまえば負けた方というか、元々は幕府軍、幕府側で長州とか薩摩とかの藩士を切ってた、取り締まってた側なのに、最終的にこう、なんていうんですか、罪人みたいな扱いになっちゃうんですよ。
―――負けてしまった訳ですね。
そこの感じが「すごくイイな」というか。そこの儚さというか脆さというか、「その時代に飲み込まれていった」感じみたいなのが、すっごい好きなんです。
―――その勉強は今も続けられている?
そうですね。次は2級、1級を取りたいので。実はこの検定、1級になったら「局長」っていう扱いで、僕は今「隊士」なんです。
―――かっこいいですね。
身の回りに持ってる人はいないんですけど、会場自体には結構沢山の人が来ていて、しかも女の子の方が多いんですよ。最近のアニメとか漫画とかでも新撰組を描いているものが多いので、女の子のファンの方が結構多いんです。
―――ちなみに大西さんは、新撰組の中では誰が一番好きなんですか?
土方歳三ですね。
―――副長ですね。
「鬼の副長」って言われてるんですけど。この規律を設けて、この隊を厳しく罰してたんですけど、それも近藤勇っていう親友みたいな局長を上に持っていくために、あえて嫌われ役を買っていたというか。
―――ナンバー2として?
ナンバー2の美学みたいなものを感じますよ。
―――「この検定を持っていてよかったな」と思う出来事はありましたか?
歴史好きの人って結構多いんです。けれど、この検定を持っている人は少ないので、会話の入り口、糸口というか、きっかけになるんです。要は話のネタにはなるのですが、実用性は別にアレなんですけどね………(笑)
―――ちなみに大西さん、ご出身どちらなんですか?
神奈川です。
新撰組って、多摩とか出身の2人もそうなんですけど、そこから結成して、京都に行って、その後は戦いを転々としてるので、全国各地に名所というか跡地みたいなのが点在していて、他の歴史上の人物に比べて触れられる機会が多い筈なんですよ。なので、どこ行っても新撰組にちなんだものだったり、場所ってのがあるので、なんか楽しいなって。
―――各地にお仕事で行かれたりする時に、そういうの一緒に見ちゃうと。いいですね。
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