お年寄りのたまり場化した現代のゲームセンターの実態とは

お年寄りのたまり場化した現代のゲームセンターの実態とは
ゲームセンターで長年バイトをしていたという、太田プロダクション所属のお笑いコンビ「クックロビン」の大井さんが教えてくれたのは、我々のゲームセンターに対するイメージが180度変わってしまいそうな、とんでもない裏話だった。
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昔とは客層ががらりと変わった

ゲームセンター=不良の溜まり場という発想はもう過去の遺物。最近のゲームセンターは客層ががらりと変わったのだそう。中でも、メダルゲームはお年寄りや主婦が圧倒的に多いのだという。
子供を学校に送り出し、開いてる時間はずっとゲームセンターにいて、子供が帰ってくる時間に帰る、というサイクルの主婦や、ボケを防止する為に、手先を使うゲームセンターに行くおじいちゃんやおばあちゃんが増えているのだ。

派閥争い

メダルゲームのプレイヤーたちにとって、最も偉い存在。それは「メダルを大量に持っている人」に他ならない。つまり、その枚数に応じて、プレイヤーたちの中に格差が発生してくるのだ。
そして、彼らの中にリーダー的な存在が登場し、メダルを大量に持ってる人がどんどんそのピラミッドの頂点に登り詰めていくらしいのだ。
預けているメダルの枚数が多ければ多いほど、そのお店の頂点に立っていけるのですが、たまに負けたりすると、そのランキングががらっと入れ替わる瞬間があるんです………
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転落した者の末路

リーダーに相当する人が勝ち続けていると、メダルを沢山持っているから少し分けてくれたりだとか、(当て方のコツを)教えてくれたりするらしく、その為、周囲の皆はお茶持って行ったり、お菓子持ってた行くなどあからさまに媚びるのだそう。
けれど、そのひとが手持ちがなくなった瞬間に、その優しさは消え失せ、今度は一斉に無視し始めるのだという。(そのひとが)トイレに行く間に場所取りの為に携帯電話や煙草をぽんと置いておいても、それを何処かに捨ててしまう、などということも実際に起きたのだとか………