授業中に居眠りしたら先生とタイマン!?「リアル男塾」に通っていた芸人

授業中に居眠りしたら先生とタイマン!?「リアル男塾」に通っていた芸人

今回お話をうかがったのは、グレープカンパニー所属のお笑いコンビ「レッドガオ」の赤壁さん。彼が通っていた高校のとんでもない実態とは!?

レット-カ-オ赤壁3

「僕らは高校の同級生でコンビを組んでいるんですけど、通っていた高校が『リアル男塾』っていう感じのヤバいところだったんです。とにかく先生も生徒も『ケンカが強い人ほど偉い』っていう考え方を持っていて、タイマンの強さで偉いかどうかを決めるんです。体罰も当たり前のようにありました。

 

柔道の先生は1人がオリンピック候補で、もう1人は元・マル暴(警察の暴力団担当)で、道場でも平気でタバコを吸っていました。生徒に『手を出せ』と言って、そこに吸い殻を押し付けたりしていました。でも、生徒がタバコを吸っているのを見かけると、めちゃくちゃ怒るんです。『お前、タバコ吸ってたのどっちや』と聞かれて、『右手です』って答えると、関節技で右腕を外されるんです。ほかにも日本拳法で全国何位の人とかの先生がいて、その人の授業中に居眠りをしていると、『よし、タイマン張れ』って言われるんです。それで、机で作った囲いをリング代わりにして、その人と戦うことになるんです。授業中にもよく隣のクラスから『タイマンじゃー!』っていう叫び声が聞こえていました。

 

僕の担任はいつも1メートルくらいの木の棒を持ち歩いていたんですけど、どうやらそれって最初は竹刀だったらしいんです。それで生徒を何度も何度も叩きすぎたせいで、少しずつ削れていって、1本の木だけが残ったんです。あまりにも過酷すぎて、毎年必ず10人くらいが辞めていきました。学校名で検索すると、候補に『体罰』って出てくるくらいですからね。さすがに今の時代にはそこまでのことはないと思うんですけど、本当にヤバい学校でした」