街にある〇〇が一つもあってない!? ローマ留学でびっくりした話

街にある〇〇が一つもあってない!? ローマ留学でびっくりした話

―――話題を変えましょうか。「占い」に関する面白い話をお持ちだと伺いました。

私岐阜県の出身なんですけれど、18歳の時に大学進学のために上京してきたんです。岐阜って娯楽が全くない訳じゃないんですけど、占いとかは本当にないんですよ、全然。それで、こっちに来て当然、「東京に来たらとりあえず原宿とか行こっか」みたいな感じになって、友達と「じゃあ、原宿に行こう!」って竹下通りに行ったんです。そうしたら竹下通りに占いの館みたいなところがあって「占いだ!」って思ったんです。占いの店っていうものを初めて見たので。

―――驚きますよね。

びっくりしてましたね。「じゃあ、試しに行こう」っていう話になって、占いのところに行ったんです。その時は普通の手相占い、手相を見てもらって、18歳だったので恋愛とか学業とかについてを見てもらっていて、話を聞いてたら急に占い師の方が「あなたさ~、今気になってる神社あるでしょう」って切り出してきたんです。

えっ」てなって。そんなこと一言も言ってないし「なんだろう」って思ったんですけど、実はその時、本当に気になっている神社があったんです。それが学校の、新しい大学の通学路の途中にある神社で、私は原付で通学していたんですけど、その道の途中で屈んでのぞき込まないと見えないくらいの森の中にある小さな神社だったんです。そこを毎日「ここなんだろう」って見てて、気になっていたんです。

だから「あるな」って思って「あります」って言ったんです。。そうしたらその占い師の方が「あなたさ、そこに毎日通いなさいな」って告げてきたんです。「そうすれば、あなたは神仏が見えるようになる」って言われて、「えっ!?」て思って、怖い半分興味半分みたいな感じになって、その日はそれで占いの館から帰って、その帰り道、「じゃあ、ちょっと行ってみようかな」と思って、(神社に)行ったんですよ。

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本当にちっちゃいところなんですけど、その前の通りが結構な大通りで、車通りの多いところなんですけど、そこの神社に入って階段を上っていくと、周りの音が全部なくなってすごい静かになっていって「ここちょっとやばい」「なんか空気違うな」と思って、一応お参りはしておいたんですけど、怖くなって帰りました。

―――それらしい何かを感じたんですね。

周りの空気が怖すぎて。「やばいやばいやばい!」って思いながら階段を下りて、やっと下りてきて「は~良かった~」って落ち着いて。それで、その神社の入り口の石柱に彫ってある「この神社の説明」みたいなのあるじゃないですか?そこで「何々神社」っていう名前が分かったので調べてみようと思って、携帯で何々神社って入れて調べたら、そこに「この神社は神仏が祭られてる神社です」って書いてあって、「あ~、あの人の言ってたこと本当だったんだ~」って思いましたね。

でも、「神仏なんか別に見たくないな~」と思って通うの辞めちゃったんです(笑)
でも、あてられた時はすごいびっくりしましたね。

―――ちなみにどこの神社なんですか?

日野にあるんですけど、多摩動物公園らへんにあるほんとちっちゃい森みたいなところにある神社です。もしも、通ってたらちょっと見えてたかもしれないですね。
まあ、見たくないですけどね(笑)

―――どうもありがとうございました。