「地図を見ずに、場所を答えられますか?」お笑い芸人が語る「三重県あるある」とは!?

「地図を見ずに、場所を答えられますか?」お笑い芸人が語る「三重県あるある」とは!?

今回お話を伺ったのは、アミーパーク所属のお笑いコンビ「ピンキーズ」のしんやさん。正直言って、どこにあるのかも、何があるのかも良く分からない都道府県トップ5に入っていそうな県である「三重県」について、出身者しか分からない「ご当地あるある」を教えてくれた。

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そもそも、知られていない

三重県あるある」について、「県自体が全く知られてないことですね」と語ったしんやさん。東京に来てから「三重県出身です」と答えると、多くの人間が「どこだっけ、それ?」と聞き返してくる。そこで「伊勢だよ」「松阪あるよ」とか、「県庁は津だよ」と続けても、基本的に伝わらない。ほぼ9割が「だから、どこよそれ?」と反応する。渋々「愛知県の隣だよ」と教えてあげても「愛知県の隣って和歌山じゃなかったっけ?」、「滋賀じゃなかったっけ?」「岐阜でしょ?」という具合に、そもそもの存在がなかったことにされている感が強いそうだ。

明々後日=ささって

三重県ならではの方言に「ささって」というものがあるそうだ。普通は「明日」「明後日」と来れば、次は「明々後日」だが、三重県ではその日のことを「ささって」と呼ぶのだそう。意味合い的には、3日後の3だから「ささって」らしく、「明日・明後日・ささって」の順に続く。そして、ささっての後に「明々後日」が来る。4日後の4だから、「しあさって」という解釈になるのだ。その為、我々が三重県の人と予定合わせる時は「3日後」と言わないと、おそらくは来てくれない。もしも「明々後日」と言ってしまうと、4日後に来てしまうのだから。

愛知県への憎しみ

発祥が三重県であるにも関わらず、何故か愛知のイメージがついてしまい、「何を言っても愛知のものになってしまう」ことが多いという。例えば、「赤福」と言うと「赤福って愛知のお土産でしょ?」と言われることが殆どなのだそうだが、実際には伊勢の名物。他にも大福や味噌カツも発症は三重であるにも関わらず、愛知の名物ということにされてしまっている。