「女性のホウケイも中々美しいですよ」マイナーな武道を極めたお笑い芸人!

(ここで、インタビューアーであり現役のプロレスラーでもある梅沢が、躰道の技を受けることに。「プロレスで培った頑丈な肉体があるので、殺す気で蹴って貰っても大丈夫です」と言い張る梅沢を余所に、TAIGAさんはとても優しく梅澤を蹴ってくれた)
今のはヘンタイ卍蹴りという技です。
―――ヘンタイ卍蹴り!?
あ、「変」に「体」で変体ですよ。
こういうちょっと独特な技が多いんです。
ちなみに、躰道では、空手における組手のことを実戦と言いまして。じゃあ、空手における型のことは何て呼ぶかというと、躰道ではホウケイ競技って言うんですね。ホウケイ競技。
―――本当ですか?
本当なんですよ。みんな信じてくれないんですけど本当です。
「法」に「形」で、「法形」競技。
どれだけ力強いホウケイか、綺麗なホウケイかというのを競い合う。
―――もしかして、このくだり何回もやられてます?
いやいやいや(笑)
これは躰道家の間では真面目な話なんで、下でもなんでもないんです。ホウケイの美しさを競い合う競技なので、躰道家同士で話をしていると「いや、お前のホウケイは構えが小さいからホウケイ自体が小さく見える」とか「ホウケイに力強さがない」みたいに躰道用語として普通に使ってます。
あと、これはちょっとした自慢なんですけど、僕は躰道全日本選手権で団体ホウケイ競技優勝してるんですよ。
団体ホウケイ競技。
5人が綺麗に揃ったホウケイ。
―――ネタですよね?
だからネタじゃないですよ(笑)
―――でも、5人で型を合わせるって相当大変ですよね?高校時代は相当練習されたんじゃないですか?
やりましたね。
かなり厳しい部活だったので。
―――その年頃にホウケイ競技の話をしてたら、かなりウケそうです。部活には女子はいたんですか?
いましたよ。女子にもホウケイがあるんで。
男は太のホウケイで、女は陰のホウケイですね。
―――これも本当にそうなんですか?
はい。本当です。
女性のホウケイも中々美しいですよ。
―――美しいんですね(笑)
それはそれで、素敵なホウケイなんですよ。
―――ありがとうございました。
躰道について特集を組もうとしているテレビ関係者、あるいは「ア●トーーク!躰道芸人」をやりたいけれどメンツが集まらない!とお考えのア●トーーク!関係者の方がいたら、是非TAIGAさんに声を掛けて頂きたい。