【第4回】ボニーボニー花崎天神の「醤油が足りねぇよ」
『肉じゃが』
んちゃ!指がうめぇ!!でお馴染みの戸松遥です!
改め日本大好き芸人のボニーボニー花崎天神です!おっすおっす!
戸松遥が結婚しちゃたよぉぉぉぉおおお!!!
おめでたいよ。おめでてぇんだけど!大好きだったし!幸せ願ってんだけど!
青春時代にめちゃめちゃファンだった人の結婚とかのニュースが天神的には産まれて初めてだったので動揺を隠しきれないんです。脚の震え止まんねぇんです。
こういう経験を積み重ねて大人になっていくのかしら?
いやだッ!まだ子供でいたいッ!!なるべく社会的責任を負わないでいたいッ!
飲み会とかでなるべくお金を払わない立場でいたいんだよぉ!やらなきゃいけないことの締め切り迫ってるのに漫画読んでても許される存在でいたいのよぉ!
なんとかならんかね?!ならんかねぇ?!
え?今年で30歳の人間の発言とは思えないって?
うるせぇな!人間としておもいっきり未完成なんだからしょうがねぇだろ!
年収150万円以下の奴は国が『大人ではない』って認定してくれよ!
こちとら金無さ過ぎて缶コーヒー水で薄めて飲んでんだぞ!もう味しねぇよ!濁り水だよ!
まぁとにもかくにも戸松さん結婚おめでとうございます!
お幸せに!!
閑話休題。
このコラムは日常生活の中にある日本文化について日本大好き芸人の僕と一緒に勉強していこうぜっつー趣旨のコラムです。
誰かに「一言で言ったらどんなコラムなの?」と訊かれたら『ゆるふわ系愛国コラム』と答えるようにしてます。だいたい嫌な顔されます。
まいっちんぐマチコ先生って感じだね!
そんなこんなで!今回のテーマはこちら!『肉じゃが』!
はい、出ました。肉じゃがっすよ。
キング・オブ・家庭料理。『肉じゃが』。
冷静に考えたらめっちゃ雑なネーミングだよね。肉じゃがって。
『牛肉とじゃがいもの煮込み』でいいのにね。肉じゃがて。素材の名前だもん。
じゃがいもに関しては『じゃが』の方採用されちゃってっしね。バリ粗ネーミング。
そんな肉じゃがについて今日は勉強していこぜ!
肉じゃがが産まれた経緯についてちょっと調べてみたんだけど、よく言われてるのは
『ビーフシチューを作るつもりがミスって肉じゃがになってしまった』
ってヤツらしいのね。
どういう話かっつーと、
東郷平八郎って海軍のおじさん(バリえらい。あとバリ喧嘩強い。)がイギリスに留学した時にビーフシチューを食べて
「なにこれ!!マジ絶品でほっぺたゲロ落ちるんですけど!!」
って感動したらしいのね。
ほんで日本に帰ってきてからコックさんに
「ちょ、ビーフシチューっていう牛肉とじゃがいもを煮込んだメチャうまフードがあんだけどお前作ってくれや。どうしてももっぺん食べたいのやで。」
って頼んだんだけどコックさんは
「もう!東郷ムチャ言い過ぎ!ヒント少なすぎ!牛肉とじゃがいもの料理って情報だけじゃもうなんもわかんないのと一緒!マジ五里霧中!まぁ作るけど!東郷のこと好きだし!」
ってなっちゃって、とりあえず牛肉とじゃがいもを醤油にぶちこんで煮込んだら
(この『とりあえず醤油にぶちこんで煮込んじゃう』ってとこがマジでジャパニーズって感じだよね!)
ビーフシチューじゃなくて肉じゃがが出来ちゃいました。
こういう話!これが一般的に言われてる『肉じゃが誕生秘話』ね!
ただこの話、調べてみたらちょっとばかしキナ臭いんすわ。
なんでかっつーと当時既にハヤシライスとか普通のシチューを出してる洋食屋さんが日本にあったらしいのね。
ていうかそもそもビーフシチュー注文して肉じゃが出されたら
「コレじゃねぇよ!!」
ってブチギレっしょ。ファミレスでおんなじことされたらどんだけ温厚な人でも速攻クレーム案件っしょ。さすがの東郷も手出るって。
つまりどういうことかってーとこの『ウッカリ!肉じゃが誕生事件』はかなりの確率でガセだってこと!!
やってくれたな肉じゃが!!まんまと騙しやがって!!家庭料理の分際でよぉ!
じゃあ一体どうやって肉じゃがは産まれたのか?
調べてみました。
実は明治40年、報知新聞主催の野菜料理コンテストで見事優勝した田中佳代子さんの考案した料理が非常に肉じゃがに近いらしいのです。
その名も『ジャガイモのごちゃ煮』!
ごちゃ煮て!!
ごちゃ煮て佳代子はん。名前が粗過ぎやおまへんか。
ごちゃ煮が明治センスなのか佳代子センスなのかはわかんねぇけど、とりあえずこれが一番古い肉じゃがのレシピみたいです。
つまり肉じゃがの誕生の経緯は
「明治時代の佳代子さんが頑張って作った。」
って感じだね。うっわ!!!ドラマ性皆無!!!やっば!!
そんなわけで今回のまとめ!
『名前がダサかろうがドラマ性皆無だろうが美味いもんは美味い』
ってこったね!!
戸松遥さんには美味しいごちゃ煮を作る良妻になって欲しいですな!!
以上!花崎天神でした!お粗末!!