友人の死を予言? 霊感が強すぎる芸人の驚きの体験とは
今回お話を伺ったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「アメリカンコミックス」の飯島さん。霊感を持ちながらも自覚がない、後になってから未来予知をしていたことに気付くなど、少年漫画の主人公のような体験をしてきた飯島さんに与えられた数奇な運命とは………!?
―――霊感をお持ちだとお聞きしました。
僕の家系がですね、覚醒遺伝的に、例えば、おばあちゃんに霊感があったらその孫が、でまた次の孫がっていう具合に「霊感がとびとびに、目覚める人と目覚めない人が出てくる」っていう家系なんです。それで、僕のおばあちゃんには霊感があったんですよ。普段からよく、家でそういう話をしていて。
ある時、そのおばあちゃんが僕を見て「あ、次は翔平だね」って言ったんです。それがまあ、僕なんですけど。翔平っていうのが。
「お前には霊感があるよ」というようなことを言われて、そんなことを言われたら、すごい気になっちゃうじゃないですか。それ以来、普段から周りとかを気にしていたら、色々なものが目に付くようになってしまって………
―――ご自身の霊感を自覚してしまった?
髪の長い人が向こうから歩いて来たら「あっ、もしかして」と思ってしまったりとか。でも、そういうのって普通の人間なんです。気にしすぎているから何でも霊的なものに思えてしまうだけで。何もない空間でバッと振り向いちゃったりとか、なんかすごいビクビクしてしまっていたんです。
それで、ある日バスに乗った時に、手すりに頭をつけて、もたれ掛かるようにして座ってたんです。前の座席の人の左手が僕の方から見えるんですけど、左手なのに、想像できますかね、親指が左側から出てるように見えたんです。左手なのに右手と同じ形。「これって体形的にあり得ないな」って思ったんです。それで「あ、とうとうそういうものに会ってしまった」と思って、ずーっと警戒して見ていたら、その人は普通に降りて行って、何事もなかったので、おそらく、まあ、その、手の形に癖のある方だったというか、特に霊的な何かではないっていう結論になって………その出来事もあって「なんだ、全然霊感なんかないじゃん」と気付いたんです。