「まるで12人と戦ってるみたいだった」弱小校が大逆転をしたその理由とは！？

プロの芸人たちがよりすぐりの傑作エピソードを披露！　クスッと笑える「すべりにくい話」をお楽しみください。

「まるで12人と戦ってるみたいだった」弱小校が大逆転をした、その理由とは！？

サードメンの浜口です。

僕の中学時代の話ですけど、僕サッカー部だったんです。

それで、隣の中学がライバル校で、でもそのライバル校が強くて、 いつも6対0とか５対1とかで負けてたんです。

そのサッカー部の仲間で僕の同級生に、 ちょっとおつむの回転が悪い、 でも足は速い………まあ、あんまりサッカーはうまくない………って奴がいたんです。そいつは、いつも補欠なんですけど。

でも、いつもそのライバル校とやってて負けるもんだから、 「今日は一か八か、おまえを先発に使ってみよう」 って、そのコを先発に使ったんですけど。 まあ、無駄にスペースを走り回ってるだけで、たいして役に立たない。 で、監督も 「おまえは、たいした戦力にならない」 ってやっぱり後半にはひっこめたんです。

そこから後半が始まって、 どうも、そいつが走り回ってるんですよ。

「あれっ?」と思って人数数えたら、幻のトゥエルブですよ。

こっちはトゥエルブで、あっちはイレブンですから3対2で、勝ったんですよ。初めて。

そしたら、いつも勝ってるのに負けた敵の監督が悔しそうに 「おめでとう。今日は君たちのチームは、中盤に厚みがあったよ。まるで12人と戦ってるみたいだった」 って………