焼肉はタンから食え! 一番おいしく味わうための正しい順番とは?
お笑い芸人としての愛され力をフル活用し、色々な店に連れて行って貰い、舌を肥えさせているという「お笑い界随一の焼肉大好き芸人」である、サンミュージック所属のお笑いコンビ「マンマーレ」の松口さんが今回教えてくれたのは、肉通だからこそ知っているという、「焼き肉を最大限まで楽しむ食べ方」だった………!?
タンから行くのは正解ですか?
脂身が少ない塩ものからスタートして、そこから順番に、脂身の多い塩ものから脂のあるタレものを食べていくという誰もが知っている順序は、どうやら正解らしい。ところが、松口さん曰く、もちろんタンから食べるにしても、そのタンにも「細かい順番」が存在しているのだそう。「タン1本とってみても、脂身の多さとか、味も肉質も全然違うんですよ」と豪語してくれた。
ちょっと納得!
タンは根元の方が脂身が多く、先の方は脂身が少ない。人間の体と一緒で、動かす部分が違うことが原因で、その差が生まれるのだという。舌の根元はあまり動かさないが、先端は動かすことが多い為、脂身が少なくなってくる。同じ原理で、内ももと外ももも異なる。柔らかい内ももと違い、外側は動かすから硬くなる。故に、脂身が少ないのだ。
店によっては「タン」というざっくりとした括りで取り扱ってしまっている所も多いが、松口さんが訪れる店では、まず普通のタンを食べてから「チョウタン」という部位を食べるのだそう。脂身が多いものは後に食べる。タンを楽しんだ後は、ハラミやカルビ、ちょっと脂身の多いものを食べ、最後にはお酒のあてとしてホルモンを頼む。臭みがある肉は、塩ものにはあまり合わない為、タレで注文しご飯と一緒に食べ、スープを飲んで締める。この順番が、松口さんが提唱する完璧なコースであるという。
こっそり、教えてください。
そんな肉通の松口さんが「今まで行った中で最高に美味しかった」「感動した」というお店は一体何処なのか。気になってしまった我々オモプラッタ編集部が、教えてしまうことを頑なに渋っている松口さんを長時間に渡って説得した所、ついに、その名前を特別に教えてくれた。
その名店は、六本木にある「銀星」という料亭。最高品質の肉を取り扱っていて、細やかな部位にもこだわっており、焼き加減に関しても大将さんが懇切丁寧にやってくれるのだそう。目玉は、最後の締めに登場する「牛だしで作ったトリュフご飯」。ご飯を一から牛だしで炊き、何から何まで牛にこだわり抜き、最後はその上にトリュフを盛るという贅沢な一品。
いつも予約で一杯な上にかなりの高級店である為、「連れて行って」貰う時にしか訪れられないのだそう。是非、お笑い芸人として成功を収め、毎日のようにトリュフご飯を頂いて欲しい。
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