虫を常食にする同級生が遠足でおかずにしたものとは!?
プロの芸人たちがよりすぐりの傑作エピソードを披露! クスッと笑える「すべりにくい話」をお楽しみください。
エコって言うか、もう、ワイルド
ふとっちょ☆カウボーイです。
ずーっと昔、小学校の時の話です。
今と違って、クラスに極端に貧乏な子もいれば、極端に金持ちの子もいる。
貧富の差がクラスの中でも一目瞭然な時代だったんです。
誰もが、おうちに住んでいるとは限らない、貧乏な子はそのくらい貧乏。
アサジ君って子がいたんです。
今でいえばエコですよ。 家族ぐるみでエコ。 地球に優しい。
まず、買い物をしない。
お金を使わない。
「周りに食べるものいっぱいあるじゃないか」って、言って、お父さんも、休みになると、 鳥とか撃って食べたり、 虫とか食べたり。 お弁当にごはんと蜂の子詰めてきたり………
貧乏通り越してエコ、エコって言うか、もうワイルドなんです。
そんなアサジ君がクラスメイトだったんですけど、 ある時、川へ行く遠足があったんです。
遠足って特別感があるじゃないですか?
それで、アサジ君の家ってどんなだろう?って思って、気になって見てたんですよ。
バス乗り込んで、みんなスナック菓子とか食べてると、 アサジ君ビニール袋からドングリ出して 「これ、うめえんだ」 とか、食べてる。
で、いよいよお弁当の時間になった。
アサジ君、リュックから網出して、魚二匹ぐらいとって焼いて食べてました。
限られたお昼ごはんの時間に川で魚釣ってお弁当代わりに………
貧乏通り越して、幼心にメッチャクチャ尊敬しました。
ワイルドワイルドな時代でしたね。
-
前の記事
業者になるレシピ
-
次の記事
お茶を飲むとベッドに戻っている!? お笑い界一の「金縛り芸人」(前編)