「やり過ぎて血が出たこともありますね」◯◯◯に命を掛けるお笑い芸人とは!?

今回お話を伺ったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「チバハラ」の篠原さん。あまりにも独特過ぎる篠原さんの趣味に驚愕しながらも「実際には大したことないんじゃないか」と半信半疑で取材を行った我々の目の前で、想像を遥かに超える篠原ワールドが繰り広げられた。

―――早速なんですが、そのお手に持っている割り箸に付いているつまようじで？

はい。耳かきをするのが好きです。

―――事前のアンケートでは、一番好きなのはセブン-イレブンのつまようじだと回答なさってますね。実際にやって頂けますか？

今日は主要の大手三社、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの割り箸に付いているようじを持って来ました。

まずは、ファミリーマート。これはね、悪くはないんですよ。ただ、見てもらうと分かると思うんですけど、ちょっと木材に欠けがあったりするんですよ。はっきり言ってしまうと、質が悪い。怪我をする可能性がある。

それに比べて、セブン-イレブン。まあ、綺麗に出来ている。欠けている所がないんですよ。で、（尖っていない側の）窪みが深いんですね。この窪みが深いことによって、より耳垢を掻き出せるんです。この窪みが必ず（耳の奥に）引っ掛かる場所なんです。くっ、と入って、がさっ、と出る。

―――（実際に耳垢を取る）画を頂いてもいいですか？

いいですけど、毎日やってるんで、多分（耳垢）ないですよ（笑）

―――怖くないですか？

全然安全です。ただ、以下の注意をちゃんと守って頂きたい。

まず耳を広げて下さい。そして、完全に当たるところまで入れるんです。

―――先が？

はい。そこから、ちょっと回すんです。ようじを回転させる。そして、回転させながら引き抜く。

見えますか？

―――付いてますね。
これがセブン-イレブンのつまようじの力です。
このアンケートを書いていた時点では、セブン-イレブンのようじ最強説がありました。

―――ありました、ということは？

あったんですが、実は最近、ローソンが割り箸変えたんですよ。

―――丸くなってる！

箸を変えてから、一緒に入っているようじも変わったんですよ。そのようじが、もう綺麗で。更に注目したいのは、（尖っていない側が）他のと比べてバンク状になってるんですよ。スケボーやスノボーで滑る場所みたいに、鋭角じゃなくて丸みを帯びている。だから、掻いた時に耳垢が綺麗に乗るんです。

この完成度もあって、今はちょっとローソンに軍配が上がってます。住んでいる家がローソンから遠いんですけど、それでもつい行っちゃいますね。

―――根本的な質問なのですが、どうして綿棒や耳かきではなく、ようじなんですか？

綿棒も使いますよ。ただ、（ようじの方が）細いんで、奥まで行くんですよ。そして、窪みがあるおかげで、回して取れるという。細くて返しがついてる耳かきも持っているんですけど、それよりもこっち（ようじ）の方がいいですね。

もう、耳かきがすごい好きで、自分はもちろん、人の耳かきするのも好きなんです。ようじでしますし、それが怖いっていうひとには、耳かきとか綿棒を使ってあげてます。彼女にもよくやってあげるんです。

でね、ひとつ野望がありまして。将来的に売れたら、深夜の１０分番組でもいいんで、グラビアアイドルの女の子に耳かきをして、ワイプの横で、

「サイパンで撮影されて来たんですよね？」
「DVDの為で〜、すごく海が綺麗で〜、わたしも綺麗に撮って貰ったんですよ〜」
「そんなこと言って、耳垢はこんなにありますよ？」
「あ〜、やめてください♥」

みたいな、そんな番組を将来やりたいんです。

―――いきなり食い気味になったのでびっくりしました。是非叶うといいですね………それにしても、篠原さんは耳かきが好きなんですね。それはいつ頃からなのでしょうか？

子供の頃、お母さんにやってもらっていた頃からですね。ただ、自分としては、もっとやって欲しいし、奥まで掻いて欲しいのに、母親的には怖いのか、奥まで行かずに止めてしまうんです。そこで、「じゃあ、自分でやろう」と思って始めました。やり過ぎて血が出たこともありますね。そういうのを経験してからの今に至ります。

―――ありがとうございました。

言うまでもないことだが、つまようじは耳かきをするためのものではない。皆さんはくれぐれも真似しないでいただきたい。