人にかっこよく思われたいデブの話

プロの芸人たちがよりすぐりの傑作エピソードを披露! クスッと笑える「すべりにくい話」をお楽しみください。
人にかっこよく思われたいデブの話
フラミンゴの竹森千人です。
小学校時代、僕はデブだったんです。
ナルシストなデブだったんです。 「人にかっこよく思われたい」ってのが、すごくあったんです。
ある時、体育の授業が走り高飛びだったんです。 僕、デブだけど運動神経はいい、機敏なデブだったんです。
それで、体育の授業の内容が、走っていって1メートルぐらいの 高さの棒を飛ぶ。
運動神経のいい男の子なんかは、「背面跳び」をやるわけです。そうすると、女子がワァーっと沸くわけです。
で、僕もピカーンときた!
「これ、やったらモテるな………」と。
で、僕の番になったんです。
バァーって走って、ボーンって飛んで。 そしたら、「ワァァァァー」って沸いたんですよ。
実は僕、棒の下を背面跳びしちゃったんです。
飛んでない。
棒の下を潜っちゃった。
まあ、そりゃあ、沸きますよね。
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