コンビニ店員だけが知っている秘密兵器

コンビニ店員だけが知っている秘密兵器

今回お話をうかがったのは、グレープカンパニー所属のお笑いコンビ「キャラバン」の難波さん。コンビニでバイトしていた彼が驚いたこととは?

「僕がコンビニでバイトをしていたときの話です。最初に研修みたいな感じで店長に仕事の流れを教わっていたんです。その説明の終わりにレジの後ろの棚の下の引き出しを指差して、『ここに武器が入ってるから。もしなんかあったら使ってね』と言われたんです。まあ、木刀とかバットとかそういうのが入ってるんだろうなと思いつつ、研修は終わったんです。

 

それから、1人でお店を任されることになった日の夜中の2時くらいに、フルフェイスのヘルメットをかぶった人が店内に入ってきたんです。『ヤバい! 初日なのにいきなりかよ!』とビビッていると、その人はそのまま奥のドリンクのコーナーに行ったんです。『これ、一応なんか用意しておいた方がいいかもしれないな』と考えて、そういえば武器が棚に入っているって言ってたな、と思い出したんです。それで引き出しをガラッと開けたら、中にヌンチャクが入ってたんですよ。『いやいやいや、使いこなせないわ!』『それを武器とするまでにだいぶ鍛錬が要るわ!』と思いました。

 

ヌンチャクをそっと元に戻して、一緒に入っていたカラーボールだけは一応持っておいたんですけど、その人はヘルメットを脱ぐのが面倒だっただけの普通のお客さんでした。それにしても、店長はいったいどんな気持ちでヌンチャクなんか入れたんでしょうか。謎ですね」