「正義」とは何か!? 新撰組好き芸人が新選組の魅力を語る

「正義」とは何か!? 新撰組好き芸人が新選組の魅力を語る

―――すみません、ちょっと無茶ぶりになってしまうかも知れないのですが、大西さんの「新撰組愛」みたいなものをちょっと語って貰えますでしょうか?。お好きに語って頂いて構いませんので

やっぱり、その、「正義」というか「正しさとは何なのか」みたいなことをすごく考えされられましたね。それまで正しかったものがコロッと変わって、しかもこの人たちって多分元々武士では、武家の人ではないんです。「武士になりたかったのになれなかった人たち」というか。だからあんまり時代のことをよく分かってないのに、とりあえず結成して、とりあえず言われたとおりに浪士を取り締まって、っていう目の前のことを一つ一つやっていった結果、時代に飲まれちゃった人たちだと思うので、彼らを見てると、すごい「そこが残念だな」っていう気持ちもありながら、でも、「こういう生き方もちょっとかっこいいな」っていう、「愚直に、何も考えずにまっすぐに行ける男らしさ」みたいなものも感じられて、だからこそ惹かれてしまうっていうのもあるんでしょう。

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僕は結構周りのこととか先のこととか考えちゃうので「目の前のことにバッと突き進む」みたいな姿勢に強く惹かれちゃったんだと思いますね。

―――私もそう思います。例えば明治維新のことに関しては、色々な話が今出ていますよね。要は、我々が教科書で習ってないような話が出てきたりしています。「なぜ坂本龍馬があれだけ資金力があったのか」とか、「不自然じゃないのか」とか。「ヨーロッパの方の資本が入ってきてたんじゃないか」など、色々な話があります。それが歴史上の出来事である以上、確かめられない部分もあると思いますが、大西さんはどう考えますか?

坂本龍馬はまさに、新撰組にとってもかなりキーになっていますよね。大河で見ている限りでは、最初は坂本龍馬とむしろ仲が良かったというか、結構関係もあったんですよ。なんですけれども、時代が行くにつれて敵対していくようになって、原田左之助が殺したんじゃないかとかいう説もあるんですけど、その周辺というか新撰組だけじゃなくて坂本龍馬とか幕末の、あそこらへんも一緒に勉強していけるというか、その流れで江戸時代だったり、明治にかけての流れも勉強出来るので、なんか楽しいというか。

―――ありがとうございました。