僕が野グソをしたせいで潰れてしまった無人野菜売り場

僕が野グソをしたせいで潰れてしまった無人野菜売り場

プロの芸人たちがよりすぐりの傑作エピソードを披露! クスッと笑える「すべりにくい話」をお楽しみください。

ep187

僕が野グソをしたせいで潰れてしまった無人野菜売り場

陽気なピン芸人、友池さんです。

僕が、霊体験を作った話です。

 

何年か前の夏、知り合いのおじさんと、 埼玉の山奥に、車でピクニックに行ったんです。 バーベキューして、ああ楽しいなって。 で、夕方6時か7時くらいになって、 「帰ろっか」 って。 山奥なもんで、夕方でも真っ暗な山道を走ってたら、 俺、もの凄く大便を催した。 「もう我慢できん、おっちゃんゴメン」でも、 山道だからトイレなんかない。「じゃ、あそこでやったら」 って車止めてくれたのが、 無人野菜売り場

 

あの陰でやって、穴掘って埋めればいい。 大便してたら、お茶目なおっちゃん、 「おまえ残して、行っちゃうよ〜」って 車をちょっと走らせた。 俺、大が出てる途中だったのよ。 山の中の無人野菜売り場なんて、むちゃくちゃ暗いのよ?怖いのよ?

 

大出しながら俺は「待って〜!!」って叫んだ。 その時、ちょうど奥から来た車が、 叫んでいる俺をばぁんと、ヘッドライトで照らした。 乗ってたカップルが 「ぎゃぁあああ!!」って叫びながら 去って行ったんです。

 

その後、大も終え、おっちゃんと合流して、 無事に帰って来ました。

 

それで、その次の年の3月に、友達と同じ場所に行ったんです。 おじさんと行ったピクニックが楽しかったから、それ思い出して。 たばこ屋さんのそばに、無人野菜売り場があって、 「そういえば、俺、去年あそこで大便したわ

 

でも、無人野菜売り場なのに、野菜がなんにも置いてない。 「おばちゃん、あそこ野菜売り場なのに、なんにも野菜置いてないの?」と、 近くにいたおばちゃんに聞いたんです。

 

そしたら、おばちゃん 「去年の夏まで、野菜置いてたんだけど、夜な夜な、 あの野菜売り場に、生首が出て「待って〜」って叫ぶ、っていう噂が広がってね。気持ち悪がって、誰も買いに行かなくなったの

 

すいません!

その生首は俺です………