ハイエースはないやろ! 真夜中に彼女に呼び出された公園で見たものとは?

ハイエースはないやろ! 真夜中に彼女に呼び出された公園で見たものとは?

それが人と人との付き合いである以上、それなりの修羅場は避けられない。今回お話を伺ったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「夕暮れランプ」のさん。お笑い芸人でありながら元ホストという異色の経歴を持つ東さんが語ってくれた「ヤバい恋愛の体験談」とは………!?

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ホストの色恋営業

ホスト時代、その気があるように振る舞うことで客を掴むという、いわゆる色恋営業をしていたという東さん。それが上手くハマり、東さんに結構お金を使ってくれてる女性がいたのだが、その女性は何かと「面倒な」タイプの女性で、「私だけを見て欲しい」という感じの言動が多かった。

 

その女性がある日突然、深夜12時くらいに「ちょっと◯◯公園に来て」という連絡をしてきたという。訳が分からず、「なんで、こんな遅くに行かないといけないんだよ」と返信した所、彼女は「いいから、来てくれないと死ぬから」と言い出した。面倒臭いと思いながらも、一応はお客さんである為に無視する訳にもいかず、その公園へと向かった東さん。

嫌な予感がする

指定された公園は、夜中には誰も来ないような公園だった「夜中に公園に呼ぶ用事って何なんだよ」と思い、嫌な予感に襲われた東さん。あえてそこには向かわず、公園を一望することの出来る少し遠くの高台に着いた。公園を眺めながら、電話するのも嫌だった為、「今どこにいるの」という連絡に「今向かっている途中だよ」というメールを返した。
すると「私一人でいるから、早く来て」と返ってきて、実際に見てみると、彼女は確かに一人で公園に居るのだが、その奥の方にハイエースが停まっている。「こんな時間に、こんな所に、ハイエースはないやろ」と訝しんだ東さんは、何かがおかしいと気付き、そこで彼女との連絡を絶った。

ハイエース

どういうリアクションするか確かめよう」と思い、公園を見ていた東さん。2、30分くらい見ていたのだが、幾ら待っても東さんが現れなかった為、向こうの女性の方がしびれ切らしてしまい、そのまま公園を出て行った。そして、その奥に停まっていたハイエースから、彼女と同じようにしびれを切らした様子の男が5人くらいが出てきたのだそう………

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彼らはおそらく、彼女の友達、それも、地元の「ちょっと悪い友達」で、もしも東さんがそのまま普通に公園に行っていたら、拉致されていたか、そもまま袋叩きになっていたかもしれない。「私に振り向いてくれないなら、拉致してでも奪い取る」という、愛情が憎悪へと変わってしまった瞬間だった。