オードリー若林が語る「詰めが甘すぎるものまね芸人」

オードリー若林が語る「詰めが甘すぎるものまね芸人」

プロの芸人たちがよりすぐりの傑作エピソードを披露! クスッと笑える「すべりにくい話」をお楽しみください。

ep065

相方に敬語を使うビートたけし

オードリー若林です。

 

僕、昔、「そっくり館キサラ」っていうショーパブに、前説として出演してたんです。

 

キサラって、いろんなモノマネ芸人の人いるんですけど、 たけしさんのそっくりさんで、「ビトタケシ」って人がいまして。

 

ある時、本物のビートきよしさんが来て、ビトタケシさんと組んで、 「Cビート」ってコンビで漫才をやることになったんですよ。

 

ビトタケシさん、ビートたけしさんにも憧れてるし、ツービートにも 憧れてるし、本物のきよしさんだし………

もう、緊張してるんですよ。

 

で、 「Cビートです」 って出て行ったら、本物のきよしさんが出てきたので、客はもう大盛り上がり。

 

で、本物のビートたけしさんは、きよしさんに厳しくつっこんだり、 いじったりするじゃないですか。

 

ビトタケシさんなんですけど、きよしさんを尊敬してるからでしょうね。

突っ込むのに 「きよしさん、バカヤロー」 「きよしさん、コノヤロー」 って、 突っ込んでて………

 

終わる時も 「いーかげんにしてください

 

楽屋帰ってきて、ビトタケシさん、きよしさんに 「さん“、つけちゃダメだろ!!」 つて、ダメ出しされてた(笑)