ハッピーターンを毎日配り続けて、ハッピーがターンしてくるかどうか調べてみた

ハッピーターンを毎日配り続けて、ハッピーがターンしてくるかどうか調べてみた

今回お話を伺ったのは、太田プロダクション所属のお笑いコンビ「タノシーゼ!」の江口さん。全く別々の話を聞けると思っていた我々の想像を飛び越え、思いもよらない形で結び合わさって行く江口さんの過去。その現場に居合わせた我々の衝撃を、皆さんにも是非お伝えしたい。

0107-1

―――「結婚まで考えていた彼女が風俗で働いているのを発見。そして、その女性は名前も 年齢も出身地もデタラメでした」とのことですが?
いや、もう、本当に結婚したかったんですよ。

 

(あの子を見たら)多分みんな「好き」って言うと思います。容姿もそうだし。ただ、そういう子がたったの一日でものに出来たんですよ。(付き合うのに)全く苦労しなかったんです。その時は「うわ、なんか凄いツイてるわ!」みたいな感じでしたね。

 

そうやってトントン拍子で実際に付き合ってみると、2、3ヶ月くらい経って、その子が飲みに行く回数がやたらと多いってことに気付いたんです。それで、芸人仲間や相方に相談したら「風俗でもやってんじゃないの?」みたいに言われて。「いや、そんなことはないだろう。だって、友だちが多いって言ってたから」って思いつつも、それが原因で少しだけ疑い始めたんですよ。

 

ある日、その子が僕の家に泊まりに来てて、朝にぱって目を覚ましたら、彼女が携帯をスッと隠したんです。スマホって、戻るボタンを押すと、アプリのアイコンが並んでるホーム画面に戻るじゃないですか?その時にぱって見えたのがオレンジ色のアイコンで、「LINEじゃないな」と思いながら、何故かそれが意識に残ってたんです。(色が)印象的だから覚えちゃって。でも、その時点ではまだ「なんだろう、面白いゲームなのかな」ぐらいにしか考えていなくて。
それから、二、三時間一緒にいた時、画面を上向きにして置いてあった彼女の携帯がぶーって鳴ったんですよ。つい反応するじゃないですか?そうしたら、LINEの通知が見えてしまって、「欲求不満です」みたいな内容のLINEが入ってたんです。それって、もう確実に男からだし、親密な関係じゃない身体目的の人とやり取りしてるんだなあと思いましたね。

0107-3

もう聞くしかないと思って聞いたんです。「ごめんね。さっき画面が見えてしまって。どういうことなの、そのLINEは?」って言ったら、彼女が白状したんです。「私、出会い系をやっていて」と。

 

そこで繋がったんです。オレンジ色のアイコン、あれは出会い系のアプリだったんですよ。それから「俺がいるのに、どうしてそういう人を探そうとするの?」って強めに言ったら、彼女は泣き出してしまって………「実は私は、男の人と連絡先を交換して、ホテルに行って、お金貰って、その半分を渡す風俗をやってるんだよね」と告白されたんです。「うわ、重た!」と思いましたね。

 

でも僕、その時は本当に結婚しようと思ってたくらいに好きだったので、「分かった、でも、これからはやめて欲しい」と伝えたんです。それで「あと、他にも嘘ついてることがあるなら、今のうちに言ってくれ」って言ったら、まず名前も違ったし、出身地も違うし、全部偽ってた。

 

―――名前も違ったんですか!?

 

風俗の源氏名を僕相手に使ってたんです………

 

それがきっかけで別れて、そうしたら三ヶ月後くらいに「元気?」みたいな感じで連絡が来たんです。「ちょっと最近お金に困ってるから、2万でどう?」みたいな。その子、しれっと営業をし始めるようになったんですよ!もう頭おかしいなと思いましたね。元カレに営業掛けて来るなんて、あり得ないじゃないですか。

 

本当に好きだったから余計に複雑でしたね。「そりゃ上手い筈だわ」っていう。しかも、(出会いは)友達の紹介だったんで、尚更に気分が悪かったですよ。友達にも嘘をついてたんですからね。

 

―――壮絶な体験でしたね。江口さんの今後の恋愛が上手くいくことを祈ります。