新宿14番線にあるという「姿見の鏡」に映るモノとは!?
今回お話を伺ったのは、ホリプロコム所属のお笑いコンビ「レオン」の八木さん。八木さんが今年の夏に体験したという心霊現象。新宿14番線のホームに人知れず設置されているという「鏡」の正体とは!?万が一真似をしても、我々は一切の責任を負いません!
新宿14番線にまつわる怖い話
自身に霊感などがなく、普段はあまり怪奇現象や心霊現象の類を切信じないタイプであるという八木さん。ある時、いわゆる「怖い話」をまとめたサイトを興味本位で覗いていた所、新宿14番線のホーム、つまりは総武線の一番先頭側、代々木側に、「大きな姿見の鏡」が置いてあり、「昼の12時に、その鏡を写真に撮ると何かが映る」という情報を見付けた。
何故、ホームに鏡が?
そこに鏡がある理由は、自分の顔や姿を「普通に」見る為ではないのだという。どういうことかというと、新宿の14番線は自殺者が他の線と比べてものすごく多いらしい。そのことに問題意識を持ったJRが色々と思案し、発車メロディを変えてみたり、飛び降りを抑止するブルーライトを付けたりしたそうなのだが、一向に自殺が減る気配はなかった。そこで、有名な心理学者を呼んで意見を仰いだ所、ホームに飛び込む前に自分の姿を見つめ直すと、我に返って冷静になり、飛び込むのを抑止する効果があると進言したのだそう。なお、実際に効果はあったようで、年間で2割程、自殺者は減ったようだ。
撮ってみた
昼の12時に、その鏡を写真に撮ると、何かが映る。心霊を信じないタイプだった八木さんは、お笑い芸人という職業柄、映ったら映ったで面白いし、映らなかったら映らなかったで、「やっぱ結局嘘か」と思えるので、試してやろうという思いで、写真を撮る為に14番線のホームへと向かった。土曜日の12時、当然賑わっていて、サラリーマンや学生、家族連れなどがホームでひしめき合っている中、「とりあえず、さっと撮って帰ろう」と思い、鏡の前に立って、50枚ぐらいバシャバシャと一気に写真を撮った。
そして、そのまま山手線に乗り込んで家に帰った八木さん。三人掛けの席に座って、カメラロールを開いて撮ったばかりの写真を見ていた。映っていたのは、ちょっとうすら笑いを浮かべた、Tシャツに短パンを履いた自分の姿。その後ろに映っているのも、サラリーマンか、電車を待ってる家族連れの姿だけ。「やっぱなんも映ってないじゃないか」「やっぱ結局嘘なんだ」と思い、ちょっとがっかりしながら、カメラロールを閉じて携帯電話のアプリゲームを始めたそう。
膝の上に………
八木さんの向かいには、5歳ぐらい女の子と、そのお母さんが座っていた。昼の12時であり、ご飯を食べに行く途中だったのか、「ママ、何食べるのー?」「なんにしようかご飯ね、お腹すいたねー」というような会話をしていて、ゲームをやりながら、何となく耳を傾けていた八木さん。すると、急にその女の子が八木さんの方を見て、「ママー、なんでこの前に座ってるお兄ちゃん、膝の上におばあちゃんが乗ってるの?」と言い出した。