オードリー若林が語る「詰めが甘すぎるものまね芸人」
プロの芸人たちがよりすぐりの傑作エピソードを披露! クスッと笑える「すべりにくい話」をお楽しみください。
相方に敬語を使うビートたけし
オードリーの若林です。
僕、昔、「そっくり館キサラ」っていうショーパブに、前説として出演してたんです。
キサラって、いろんなモノマネ芸人の人いるんですけど、 たけしさんのそっくりさんで、「ビトタケシ」って人がいまして。
ある時、本物のビートきよしさんが来て、ビトタケシさんと組んで、 「Cビート」ってコンビで漫才をやることになったんですよ。
ビトタケシさん、ビートたけしさんにも憧れてるし、ツービートにも 憧れてるし、本物のきよしさんだし………
もう、緊張してるんですよ。
で、 「Cビートです」 って出て行ったら、本物のきよしさんが出てきたので、客はもう大盛り上がり。
で、本物のビートたけしさんは、きよしさんに厳しくつっこんだり、 いじったりするじゃないですか。
ビトタケシさんなんですけど、きよしさんを尊敬してるからでしょうね。
突っ込むのに 「きよしさん、バカヤロー」 「きよしさん、コノヤロー」 って、 突っ込んでて………
終わる時も 「いーかげんにしてください」
楽屋帰ってきて、ビトタケシさん、きよしさんに 「“さん“、つけちゃダメだろ!!」 つて、ダメ出しされてた(笑)
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