鉄拳を超えた!? フリップ芸でプロポーズをした芸人の末路

鉄拳を超えた!? フリップ芸でプロポーズをした芸人の末路

今回お話をうかがったのは、ホリプロコム所属のお笑いコンビ「シュテンドウジ」の大清水さん。彼が女性のハートを射止めるために行った独特の告白方法とは!?

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「数年前、本気で好きな人がいたんです。なかなか振り向いてもらえず、どうしようかと悩んでいたときに、『そうだ! 今の自分がやっていることをそのまま見せよう!』と思ったんです。それで、夜の新宿公園に呼び出して、フリップ芸で告白をすることにしたんです。

 

プロ野球の大谷翔平選手っているじゃないですか。彼はもともとメジャーリーガーになろうとしていたんですけど、どうしても彼を入団させたかった日本ハムファイターズが、『大谷翔平くん、夢への道標』という100枚以上にわたる資料を作って、それで口説き落としたっていう逸話があるんです。僕もそれを見習って、その女の子の名前を取って『◯◯さん、獲得への道標』という資料を作ったんです。大谷選手の方の内容は、早期にメジャーへ行くことのリスクとかを、科学的な側面から論じたものだったんですよ。僕もそれを真似て、『◯◯さんが今、公務員と付き合ったら、こういうリスクがある』っていうのを出したりして、とにかく芸人以外と付き合うことにはリスクが伴う、という話に持っていったんです。公務員と付き合っても会話が面白くないとか、安定を求めているから人間として魅力がない、とか。そして最後に、『もし芸人と付き合ったら』という1枚を出して、そこにはメリットしか書かなかったんです。夢を追ってハングリーに生きているから面白いぞ、って。

 

ただ、この告白は失敗に終わりました。というのも、風が強くてフリップが飛んでしまって、最後に出すはずの『付き合ってください』という紙が初めに来てしまっていて……。パッと隠したんですけど、どうも気付かれていたみたいで。それで結局、『ごめんなさい。私は今、仕事に集中したいの』ってフラれちゃいました。でも、その子、1週間後には違う男と付き合っていました」