今すぐに「その場」で出来る!? 坐骨神経痛に効く簡単なストレッチ5選

今回お話を伺ったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「ぽ〜くちょっぷ」の篠木さん。坐骨神経痛に悩んでいたという篠木さんが教えてくれた自宅で簡単に出来るストレッチとは!?

アナタもなってしまうかも!?

坐骨神経痛」に悩んでいたという篠木さん。最も大きな症状としては、お尻が痛くなることが挙げられる。お尻が痛くなるのは、腰の筋肉が弱くなっているからであり、腰の筋肉が弱くなると、背中の筋肉も弱くなる。そして、背中の筋肉も弱くなるということは、姿勢が悪くなってしまうことを意味する。背中が曲がっていると、身体がどんどんと引っ張られて、最後はお尻に行く。肩、背中、腰、お尻という順で、お尻が引っ張られてしまい、「最後には神経に触わる」というのが坐骨神経痛なので、治し方はもう、ステロイドの痛み止めか、もしくは体質改善しかないのだそう。

少しずつでも改善出来るんです

3か月に1回くらい、季節の変わり目に痛みが生じていたという篠木さんは、ある時、同じ悩みを抱えている知り合いから「背筋を伸ばして、背中を後ろにやるっていう姿勢を心掛けてくれ」というアドバイスを受けた。それをやることによって胸の筋肉がつき、背中の筋肉も引っ張られ、腰ががっちりとして負担が減るらしいのだ。自力で体質を改善していこうと思い立った篠木さんはなるべくその姿勢を維持するように心掛け、それに加えて「毎日40分間、ストレッチをする」という健康法を去年から始めたのだという。

誰でも簡単に、どこでも出来ます

やる前と比べて、大分良くなってきたと思います」と篠木さん。今回は場所を取らずにどこでも出来るストレッチを5個教えて頂いた。この記事を開いたまま、スマートフォン片手にでも簡単に出来るエクササイズなので、読者の皆様にも、是非試してみてはいかがだろうか。

その1

ひとつめは、壁を押しながら足を伸ばす。息を止めずに深呼吸をするのがポイントだそう。ちなみに、「ひとつのストレッチにつき深呼吸5回」が長さの目安だそうだ。(壁を)押せば押すほど、筋が伸びるが、寒くて身体が縮こまっている時は、無理をしないで少しずつ押していくことが大切だ。

その2


ふたつめは、手を交差させて、太ももの裏を伸ばしていく。これもひとつめと同じく、無理をせずに少しずつ身体を下げていくことがポイント。毎日やっていれば、指が爪先につくようになるそうだ。

その3

みっつめは、四股を踏む感じで、太ももの内側の筋肉を伸ばす。身体をゆっくりとひねり、そっとほぐしていくこと。

その4

よっつめは、前傾して踵でバランスを取り、アキレス腱を伸ばす。
一気に体重を掛けると危ない為、慣れないうちは壁に手をつきながらでもいいだろう。

その5

最後は、椅子に浅く腰掛けて足を組み、身体を下げていく。股関節が開くのを意識しながら腕を伸ばすこと。

継続は力なり

坐骨神経痛は「ヘルニアの一歩手前」の症状と言われているそうなのだが、けれども、裏を返せば「ここで踏ん張っておけば、ヘルニアは防げる」ということなのだ。その為に、毎日欠かさずストレッチをしているという篠木さん。仮に毎日は難しくても、ちょっとでもやっていれば必ず良い方向にいくと力説してくれた。