「3位中国、2位は俺、1位は韓国!?」突如開幕した恋愛ワールドカップ

今回お話を伺ったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「チバハラ」の千葉さん。端正な顔立ちの千葉さんが突如巻き込まれた日中韓の戦いとは一体!?相方のつまようじトークとは全く方向性が異なる「ヤバい恋愛の体験談」をお楽しみ下さい。

―――相方から面白い話を伺いました。

 

耳掻きですよね?
すいません、しょうもない奴で(笑)

 

―――やばい恋愛の体験談、早速聞かせて頂けますか?

 

もうずっと前の彼女なんですけども、二年間くらい付き合っていたんです。初めの1年くらいは上手く続いてたんですが、1年過ぎたあたりから、どうやらなんか行動がおかしくなってきたんです。実は、その子の前の彼女にも浮気はされてたので、「浮気している女の行動」っていうのが何となく分かるんですよ。何かやましいことがあるとそれが行動に出てしまうっていうのが人間の性格なんでしょうね。
で、その子の場合はですね、ある日急に韓国ドラマを良く見るようになったんですよ。そこから韓国のバンドとかも好きになって、しまいには部屋に大好きな韓国の俳優のポスターをぼんと貼るという、おばちゃんがやるようなことをし始めまして、最初の内は「ああ、なんかそういうグループを好きになったのかなあ」ぐらいにしか思ってなかったんです。

 

で、時は経ちまして、今度はですね、身につけてる服が全部made in chinaになったんです。「あれ、服装の好みが変わったのかな」とか「お店の好みが変わったのかな」みたいに思っていたら、それ以降やたらとものを買うようになったんです。「あれ、なんかおかしいな」と感じた時に(普段は)こんな節約する彼女がいきなりものを買い始めるなんておかしいと思ったらぴんときて、「ああこれは浮気だな」と気付いたんです。

 

浮気されている側としては、問い詰めるしかないんです。

だって、やったのはわかってるから。

問い詰めたのはメイドインチャイナの服で揃えてる時期だったんですけども、そうしたら彼女は、「実は、他に好きなひとがいまして………」と白状したんです。ああ、やっぱりそうなんだと落胆しながら「ちなみにどんなやつだ?」って聞いたら、「クラブで出会いました」と。気になって「どこのクラブだ?」って尋ねたら「日本人があまり行かないようなクラブです………」って言うんです。

 

となると相手は日本人じゃないんだよな?」と問い詰めたら、その相手は中国人だったんです。なるほどねと思いました。中国で成功されてる凄いお金持ちの方らしくて、爆買いみたいなことをしてくれて、それが彼女の服になってるらしかったんです。

ただ、俺はまだ、気になることがあったんです。

 

急に韓国スターが好きになったのはどうして?あれも怪しかったよ?」と問い掛けてみたら、そしたら「実はあの時、またちょっと違う人を好きになってました」って言うんです。「どこで出会ったんだ?」って聞いたら、「クラブで会いました」と。「で、どこのクラブ?」って聞いたら、「日本人があまり行かないようなクラブです」と。

全く同じ流れじゃねえか!

また中国人か?

と思ってみたら、「いいえ、韓国人です」って告白されました(笑)

 

どうやらポスターの韓国人はその人にそっくりだったらしくて、だから僕は、ずーっとそのポスターに見られながら彼女と夜の営みをしていたことになる。そう思ったらもう腹が立ってきて、「お前、俺と付き合いながら、ふたりも、しかも、国籍が違う奴らと会ってたのか!」って言ったら「もう本当にしません。中国の方は切ります」って謝ってきたんです。

 

―――言い方がおかしいですね?

 

そうです。「方は、ってどういうことだよ?」って尋ねたら、「韓国の方はちょっと切れないです」って言うんですよ。

俺がいるのに。

韓国の人はちょっと好きだからって。「じゃあ、俺は中国の方には勝ったけど、韓国には負けたのか?」って言ったら「その通りです」って断言されて、「じゃあ俺は2位なんだな?1位韓国2位日本3位中国ってことなんだな?」って怒りながら、なんで俺ワールドカップみたいになってるんだろうって思ってて。

 

俺は1位にはなれないの?」みたいなことを聞いたら、彼女はもう吹っ切れたんですかね、「2位じゃ駄目なんですか?」って蓮舫みたいなことを言ってきたんです。それでもう僕もブチ切れて、「お前とは別れてやる」って言って、別れました。

 

その後(その子には)どうやら子供が出来たらしくて、その子供は、どこの国籍の子か分からないらしいんです。

さて、一体誰の子なんでしょう

 

―――ちょっと怖い話みたいになってしまいましたね。奔放な女性だったんですね?

 

顔は良かったんです。万国からモテる顔なんですかね。
今は多分ヨーロッパあたりを攻めてるんじゃないでしょうか。「アジアは飽きたからヨーロッパ!」みたいに行ってるかも知れないですね。

 

―――日中韓の戦いですね?

 

恋愛ワールドカップでしたね。

 

―――ありがとうございました。