今回お話を伺ったのは、太田プロダクション所属のお笑いコンビ「オレンジセレナーデ」の梅木さん。出落ち感満載の特技(?)を隠し持っているという梅木さん。まずはインタビューを読んで頂き、心の準備をして頂きたい。
―――お笑い芸人になった経緯を教えて頂けますか?
芸人になる前は普通に大学生をしていて、(4年生の時には)就職が決まっていたんですけれども、そこの内定を蹴ってフリーターになり、お金を貯めて上京してきました。出身は兵庫県の神戸です。
元々、芸能界に憧れがあって、関西に居た頃は別の事務所のタレント養成所に通っていたのですが、そこは芝居系の場所で、自分がやりたいのは演技とは違うなと思って。そのタイミングで就活が来たのでそこは辞めて、現在はここ(太田プロ)にいます。芸歴は2年目、今年で26歳になります。
―――芸名の由来は何なのでしょう?
まず、略した時に文字の並びが良い言葉にしようと思ったんです。
前半部分に関しては、お互いの好きな色を混ぜてみたんです。僕は赤色が好きで、相方は黄色が好き。なので、混ぜてオレンジ色。後半のセレナーデは音楽用語なんですけども、ラブソングみたいな意味の言葉らしいんです。「(コンビで)お互いの色が混じり合った先で、お笑いによって愛を届けたい」という意味ですね。
―――素晴らしい由来ですね。オレンジセレナーデ、略してオレセレ。言い易いです。
衣装も赤と黄色で統一していて、相方はオレンジ色の髪の毛をしているんです。笑
―――ライブで見るのが楽しみになりますね。
―――では、本題に入りましょう。「こう見えて、胸毛が濃い」そうですが。とりあえず、脱いで頂いてもいいですか?(笑)
服の上からだと分からないんですけど、濃いんです。取材あるって聞いてたんで、(今日は)リンスしてきました。
大学生の頃は剃ってたんですけど、いつ頃からか、もういいかなって思い始めて………
一回、「胸毛を取り入れたネタをやってみよう!」と思って取り入れたら、お客さんには完全に引かれましたね。いつか、どこかのタイミングでやりたいんですね。他はそうでもないのに、ここだけ異常に濃いんです。
―――(胸毛が濃いことで)良かったことってありますか?
銭湯に行ったら注目を浴びるくらいですかね。
まあ、悪いことの方が多いですね………
―――どんな悪いことあるんですか?
Tシャツからこんにちはしちゃうので、人目が気になったりはしますね。
女性の方なんかは特に。
―――今まで付き合った方はどうでしたか?
引かれたことはないですね。
一応付き合う前に言います。ちゃんとカミングアウトして。
―――え。どういう風に伝えるんですか?(笑)
「体毛が濃くて胸毛すごいけど大丈夫?」みたいな感じですよ。
「じゃあ見せて」って返されて、それで見せてオッケーなら「ああ、この子は受け入れてくれるな」と思います。
―――梅木さんの中でのボーダーラインなんですね。
そうですね。
ありのままの自分を受け入れて欲しいですね。
―――もう着て頂いて大丈夫です。もしも僕が女の子だったら、この胸毛に頬ずりしたいですね(インタビューアー梅沢)
本当ですか?(笑)
―――突然何を言い出すんですか!(ライター)
でもまあ、そういう子と知り合いたいです。
ペットみたいとは言われますけどね。犬好きの子だったらいけますかね?
―――服を着ていると全くわかりませんね。
そう思うでしょう?でも、Vネックは着れないんですよ。
遠目から見ると、Vネックの下に黒いインナーを重ねて着てるみたいに見えるんですよ。
黒い天然のインナーを。(笑)
―――素晴らしい胸毛をお持ちの梅木さんでした。ありがとうございました。