ダイエットの限界を超えた芸人 食欲の向こう側とは?

今回お話を伺ったのは、太田プロダクション所属のお笑いコンビ「テンチュー」の山田さん。事前に実施したアンケートに対して、沢山の項目に回答してくれた山田さんの、見所いっぱいのてんこ盛りなインタビューをお楽しみ頂きたい。

―――まず、コンビ名の由来を伺ってもよろしいでしょうか?

 

相方が小学校からの幼馴染なんです。(出身の中学が)天白中学校と言って、地元では略して「てんちゅう」と呼ばれていて、そこから取っているんです。

 

―――ありがとうございます。アンケートの内容に移りましょう。まずは、ラジオを聴きながら出来るすごく楽なバイトをされている?
ネットカフェのバイトなのですが、めちゃめちゃ暇ですね。お客さんは来るんですけど、仕事内容が決まってる上に受付にしか監視カメラがないので、(個室の)掃除してる時はイヤホンつけてラジオ聞きながらやってますね(笑)

社員さんの見回りも来ないんで、「掃除してきます」って言って、1時間くらいぼーっとしてラジオ聞いたりとか。場所は歌舞伎町です。本当に楽ですよ。

 

―――場所柄、大変なこともありそうですけどね。次はダイエットの話に移りましょうか。「19歳の時に78キロを1ヶ月で65キロにした。腹が空いたら寝るという軽い断食でした」とありますが?ちなみに、今はお幾つですか?
今は23歳です。その時は、痩せないとヤバいっていう危機感があったとかではなくて、純粋にお金がなかったっていうのもあって、痩せざるを得なかったんですよ。

 

―――空腹のまま眠れますか?

 

例えるなら、一個上のステージに行ったような気分でしたね。悟りを開いたというか、食欲の向こう側に到達したというか………最初は厳しかったんですけど、慣れてくると全然眠れます。3日くらい食べない日なんかもありましたね。それを続けていたら、1ヶ月で13キロ痩せました。

 

その後、実家に帰ってその話をしたら、おばあちゃんが心配して「もっと食べなさい」ってがんがん勧めてきて、1週間で10キロ戻りました。完全にプラマイゼロですね。今は88キロあります。リバウンドが原因なのか、ヘルニアにもなりました………

 

 

―――なるほど(笑)真似をするのが難しいダイエットでしたね。さて、「カラオケに行く時はレンタカー屋さんに行く」とありますが、これはどういう意味ですか?

 


これは愛知の人だけが理解出来るあるあるネタだと思うんですけども、僕の地元ではレンタカー屋さんにカラオケがついてるんですよ。本来はレンタカーが空くのを待ってるひとたちが使う為のカラオケボックスだったんだと思うんですけど、それがめちゃくちゃ安いんですよ。7時間位いれて、1部屋2000円とかなんですよ!持ち込みとかも可能で、一番驚くと思うのが、そこ、レンタカーを利用しなくても全然使えるんです。

 

―――レンタカーを借りなくてもカラオケは使える!?それはもうカラオケ屋じゃないですか。みんなそれを知ってるんですか?

 

愛知県民は知っていて、行ったことある人が多いと思います。長野にも一個あるらしいんですが、「ジャパンレンタカー」ってご存知ですかね?僕が行っていたのは愛知の上田にある奴です。それで、何がすごいかって、普通のカラオケよりも(レンタカー屋の方が)人気なんです。値段が安いから。そっちに行った方が格段に安い。

 

―――機種とかも新しいんですか?

 

最新の奴ですね。みんな行っていたし、ずっと居ましたよ。まあ、でも、車をそこで借りたことはないですけどね(笑)

元は取れてるのかな………?

 

(竹内さんが最後に語ってくれたのは、中学生時代に潜り抜けた恐ろしい修羅場についてだった………!?【次ページ】)

 

―――最後の質問に移らせて頂きますね。中学生の頃、同じ女の子に8回告白されている?
はい。そして、8回フッてます
中学校1年生の時の話なんですけれども、僕の地域は、ひとつの中学校にふたつの小学校から生徒が入学してくるんです。そこで、僕が行っていたのとは別の小学校から来た女の子から告白されたんです。僕はその子に全く興味がなかったので、その場でふったんですよ。そしたらまた数日後くらいに同じように来て。だから「前も言ったけどごめんなさい」って断って、それが三回くらい続いたんですよ。

 

そうしたら今度は、その女の子の友達から「これ、あの子が君に渡して欲しいんだって」って言われてラブレターを貰って、それを読んだらまた同じようなことが書いてあって、だから僕もまたごめんなさいと断ったんです。

 

その内に「これ埒が明かないな」と思い始めて。本当に興味がなかったんですよ。なので、違う言い訳をしようと思って「他に好きな人がいます」と言ったんです。それは嘘だったんですけれど、(その子に)すごい調べられちゃって。告白される度に、「誰々ちゃんのことが好きなんでしょ?」みたいに詰め寄ってきて。小学校の時に僕が気になってた子の名前とかも全部調べられちゃって。

 

―――怖い。ストーカー気質なんですかね。

 

 

僕の家も知られちゃったんですよ。平日家にいたらピンポンが鳴って、玄関に行ってドアを開けたらその子が居て、クッキーとか持ってて、また好きって言われる、みたいな。あの瞬間は結構怖かったですね。でも、何故かバレンタインにはくれなかったです(笑)

そういうのが1年間で8回続きました。

 

―――ということは、2年目以降は諦めた?

 

全然何もなかったです。

 

―――ちなみに、その子は可愛かった?

 

いえ、全く。

 

―――(大爆笑)

 

バケモノみたいな子でした。もしも可愛かったらオーケーしていたかも知れません。(告白された事自体は)嬉しかったですけどね。
………嘘です。ごめんなさい。嬉しくないです。

 

―――バケモノが教えてもいないのに家に来たら嫌ですよね。

 

怖かったです。
話し掛けられなくなってからは、ほっとしましたね。

 

―――その女の子のその後は?他の男の子に移っていったんですか?
いや、その後に関しては何も聞いたことが無いですね。

 

―――あれから10年経ちました。その子に興味はないですか?

 

実は成人式で会ってしまったんですよ。

 

―――おお!どうでしたか?

 

モンスターでしたね、やっぱり。
何も変わっていなかったです(笑)

 

―――まあ、でも、8回行く根性がすごい。そういう子を営業に欲しいですね。8回行けば、大抵の仕事は貰えますよ。

 

これに関しては根負けはあり得ないですね(笑)