5月17日~22日に開催される『我善導をおもしろがる会 vol.3「?人のおもしろがれない大人たち」』座長の我善導、脚本・演出の山崎洋平、出演する増田有華、竹石悟朗の4人に直撃インタビュー!!

5月17日~22日に開催される『我善導をおもしろがる会 vol.3「?人のおもしろがれない大人たち」』座長の我善導、脚本・演出の山崎洋平、出演する増田有華、竹石悟朗の4人に直撃インタビュー!!

ワハハ本舗の実力派俳優・我善導をお客様・出演者・スタッフ総出でおもしろがる舞台、「我善導をおもしろがる会vol.3」が5月17日~22日に開催される!

桜🌸が咲き誇りポカポカ☀️した心地良い午後、我善導山崎洋平増田有華竹石悟朗の4人が集まっているという稽古場へ、突撃した!!
気合いを入れて稽古場へ入ると、早速4人の全身から放たれる眩しい輝き✨と暖かい眼差し👀を浴び、まるで温泉♨️に入っているような心地良さを感じたのである。


~本日はよろしくお願いします~


我善導
我善導 よろしくお願いします~😀


山崎洋平
山崎洋平 よろしくお願いします~😀


増田有華
増田有華 よろしくお願いします~😀


竹石悟朗
竹石悟朗 よろしくお願いします~😀
※以降表記を「我」・「山崎」・「増田」・「竹石」とさせていただきます。

インタビュアー お笑いTVと申します。前回の我善導をおもしろがる会vol.1の時にも我さんと山崎さんにはインタビューをさせていただきまして、今回はそれに引き続いてという感じになります

 ありがとうございます😀
山崎 ありがとうございます😀

インタビュアー まず最初に、皆さんから今回の舞台への意気込みを聞かせていただきたいのですが、まずは座長の我さんからお願いできますでしょうか?

 前回のvol.1で初めて主役というものをやらせていただいて、それに引き続き、今回もやらせていただくのですけれども、前回は僕を含めて出演者は4人だったんです。けれども、今回は前回の3倍、12人~13人っていう人数になっているので、とにかく面白いものを、お客さんに面白いと思ってもらえるものを創る。そこの部分は大前提として、僕自身はやっぱり、他の共演者の方々に負けないように頑張らなきゃいけないなと思っています。

インタビュアー ありがとうございます。では次に脚本・演出の山崎さんからも意気込みを聞かせていただけますでしょうか?

山崎 はい。お客様に折角観に来て頂くとなれば、来てくださったお客様にちょっとでも楽しんでいただいて、少しでも「お元気になっていただきたい」という思いを作品に込めて、創っていければと思います。あとは本当に前回の1回目の我さんの公演の時は出演者が少人数だったので、短編が主に3つあったんですけども、今回は逆にもう、「1度始まったら終わるまで終わらない」と言うような約2時間の会話劇というものをやってみたいと思い、こういうのはどうですか?と提案をしたので、それがまたうまく我さんの「魅せられる部分」を引き出せればといいなと思っていまして、そこも含めて創っていければと思います。

インタビュアー ありがとうございます。では次に増田さんからも意気込みを聞かせていただけますでしょうか?

増田 はい。まだ稽古が始まっていないので、全貌は見えていないのですが、台本は拝見させていただきまして、盛大に笑いました!!笑ったんですけれども悲劇ということで、観ているとどんどんこう引き込まれていく脚本になっているなというふうに感じました。なので、まあ自分だけでこう突っ走っていくというより、女バージョンだと私を含めまして12人居ますので、周りに任せつつみんなで面白い作品を創っていけたらいいなと思っています。

インタビュアー ありがとうございます。では次に竹石さんからも意気込みを聞かせていただけますでしょうか?

竹石 そうですね。尊敬する先輩からオファーを下さって、昔から一方的に存じ上げている僕の好きな江古田のガールズの山崎さんの脚本なので、凄い結果を出したいなと思いました。ただ、本当に凄く芝居が上手い人たちばかりなので、僕が何かを構えて気張って真っ向から向かっていっても太刀打ち出来ないことは分かっているので、先輩たちの色々なものを受けながら、それでも自分らしさを貫いていけたらいいなと思っています。

インタビュアー ありがとうございます。山崎さんにお聞きしたいのですが、前回3つのお話をそれぞれ我さんのパートナーが替わりながら演じられていて、舞台を拝見しまして、非常に意表を突かれ驚きました。何と言えばいいのか、予想の全くつかない作品を創られたと思うんですけれども、今回はその1対1ではない会話劇になると思うのですが、そのあたりについての思いなどを聞かせていただきたいです。前回のVol.1のインタビューの時はまだ台本が出来ていなかったのですけれども

山崎 表紙しかできていなかったんです。(笑)

インタビュアー 今回は台本がもう出来ているということで、よろしければ話せる範囲で構いませんので、見どころ等、聞かせていただけますでしょうか?

山崎 はい。前回も短編とはいえ会話劇ではあったんですが、今回は人数が4倍ですかね?

 そうそう。

山崎 でも前回は二人芝居だったから、考えようによっては6倍になるんですね。

 そうです、そうです。

山崎 12人、13人という群衆劇で、前回とは違う勝負をしてみたいと思い、プロデューサーである喰始さんに、アドバイスをいただきまして、喰さんから「こういうふうにやったらいいんじゃないか?」と、予想の斜め上をいくアドバイスをいただいての台本になっていますので、「斜め上にいけたらいいな」というように思いながら、今過ごしています。

インタビュアー 斜め上で、もう本当に観た人たちが「えええー!!!」と思うような作品ですか!!とても楽しみですね。前回は男女の1対1の会話劇で奇想天外な展開で、この後どうなるの???とドキドキワクワクしながら観ていました。それぞれ「精子と卵子」・「男と女」・「ゾンビとゾンビ」というテーマだったので、その発想にも凄くびっくりしました。前回のインタビューで、舞台を創っていく中で、「コミュニケーションがすごく大事になる」とお二人(我さん・山崎さん)がおっしゃっていました。

山崎さんは「僕にちょっと抜けてるところがあるように役者さんに思ってもらう方がコミュニケーションが取りやすくなるんじゃないか」とおっしゃられていたのですが、今回はどうでしょうか。何か秘策とかはあるのですか?人数も増えますので、どういうことを考えられていますか?

山崎 しっかりとコミュニケーションをお互いにとっていく場が稽古場なので、皆さんと、今回登場人物がいっぱいいますので、なんかそこらへんが散漫にならないように、常に心を開いて、なるべくこう本当に、しっかりと語らいをして、一緒に創っていければなと思いますね。

インタビュアー ありがとうございます。我さんにお話を伺いたいのですが、前回のインタビューで、コミュニケーションについては、「責任を持って闘う」、あとは「一緒に創っていく」という言葉でおっしゃっていたのですけれども、やはり今回も同じようなお気持ちでいらっしゃいますか?

 そうですね。今回は人数がとても増えるので、やっぱり、仲良しこよしではどうしようもないと思うのですけれど、一つは、やっぱりお客様にお金を払って観ていただくモノを創らないといけないので、そこは闘いながらいいものを創っていきたいですね。けれども、やっぱり座組みの雰囲気を凄く良いモノにしたいなというのがあって、やっぱりギスギスした空気の中でやっている稽古だったり、座組みだと、そのままの雰囲気が舞台に出てしまいますし、「この人たち仲悪いのかな?」という感じになってしまうと嫌なので、そこは、いい稽古場の雰囲気を作りながら、ある種仲良くだし、ある種役者同士のライバルとして闘いながらも、一つのところを目指してみんなでやっていきたいなというふうに思っていますね。


インタビュアー ありがとうございます。増田さんにお話を伺いたいのですが、先ほど、台本を読まれて、「悲劇だけど笑っちゃう!!」とおっしゃっていました。その「悲劇だけど笑っちゃう!!」という舞台に懸ける想いと、今回、我さんと共演されることについてのお気持ちを聞かせていただきたいのですが?我さんとは初めて共演されるのでしょうか?

 あ、芝居での共演は、2回目?3回目?ぐらいですね。

インタビュアー 何回か共演されているんですね。

増田 楽しむことが一番。悲劇であっても喜劇であっても自分がその役を楽しむことによって、受け手がそれをどう観るかだと思うので、「どう伝えようとするか」というよりは、「その人(役)をどう生きようとするか」その目的が大事なんじゃないかなって思います。それを観てもらったお客様がどう持ち帰ってくれるのかというのはTwitterで見たりとか、それは凄い楽しみですけど。
お客様の感想は千秋楽が終わってから全部見たいと思います。皆さん見ます?千秋楽の前に、舞台をやっている期間中に?

 見ちゃう時はある。

増田 見ちゃうんですか? 見ます?見ますか?(竹石に向けて)

竹石 見ちゃう時はありますね。見た後で「ああ、見なきゃよかった」ってなる時もあります。

増田 そうなんですよ。影響されちゃうから絶対に公演期間中はTwitterでお客様の感想は見ないです。公演が終わったら見たいので、ぜひ皆さんハッシュタグで呟いてください!!

インタビュアー 竹石さんは我さんと共演されるのは初めてなんでしょうか?

竹石 我さんと共演させて頂くのは2回目ですね。以前共演させて頂いた時は敵役でした。徳川家康役と石田三成役でご一緒させていただきました。

インタビュアー そうだったんですね。今回この舞台に懸ける心持ちや、イメージなどを伺いたいのですが?

竹石 そうですね。山崎さんの脚本は本当に怖いイメージです。

山崎 どういうこと?

竹石 悲劇なんですけど、笑えるんですよね。でもそれって、僕らがなんか狙いに行って面白くなるものじゃないんですよ。ただただ、この作品の中に生きている人たち、僕らの日常でも、たぶん今もそうなんですけれど、真剣に生きていることがやっぱり傍から見ていると「何やってんだこいつら?」っていうのが面白かったりするので。

なので僕は自分の役が、どうやって生きていて、呼吸しているのか考えつつ、周りの共演者の人たちに問い続けてやることが出来たらいいなと思います。本当に脚本がめっちゃ面白いんで、役者でつまんなくしたくないと思っています。怖さと楽しみが半々くらいの気持ちです。

インタビュアー ありがとうございます。今回、全く同じ脚本を男バージョンと女バージョンで公演するという、なかなか思いつかない凄い発想だと思うのですが、そのアイデアはどなたが?

 僕が言い始めたんだと思うんですけれど、まあ、何ていうんでしょう?色々挑戦というか、チャレンジする。チャレンジしないといけないなと、僕が思っていまして。前回は、初めて二人芝居に挑戦して、オムニバスを3つやって、3人の女優さんに出ていただいて、女優さんもその回ごとにやる芝居が違って、僕も相手が違って、というので、色々な部分で挑戦がありました。

今回は、男バージョンでは男だし、女バージョンでは僕も女性を演じるという、まあ大変なことになりまして。大変なことを自分に課さないといけないという思いで、多分こういうことを思い始めたんだと思います。しかも台本は一緒ではあるけれども、やっぱり性別が変わることによって、変わるモノっていうのはいっぱいあると思うので、そこはだから、本番までまだ時間がありますけれど、段々と自分にプレッシャーがかかってくるんだろうなというふうには思っています。

インタビュアー 山崎さんにお話を伺いたいのですが、その我さんのアイデアを聞いた時と言うのは、まだ脚本を書かれる前の話ですよね?

山崎 そうですね。今回の公演のために着手するその前に聞きました。

インタビュアー その我さんのアイデアを聞いた時に、「あっ!!これは面白い」と思われましたか?

山崎 う~ん。どうでしょう。面白い?、、、面白い?、、、そんなに面白いとは思わなかったかな(笑)

増田竹石 アハハハハハ!!😁😁😁

インタビュアー 「面白い!!」とは思わなかった?

山崎 はい。僕としては「我善導をおもしろがる会」ということなので、スタッフの中の一人の僕としては、我さんがまず面白がってほしいので。この企画を聞いた時に、もう我さんが面白いと言うなら、面白いと思いましょうと!!

増田竹石 ワハハハハ!!😆😆😆

 大丈夫かなあ?

山崎増田竹石 ワハハハハ!!😆😆😆

山崎 でも、そのなんて言うんですか、男バージョン・女バージョンということで、同じ役なんだけれども、やっぱり性別を変えて、女バージョンに出るときの我さんは、決して女装だけをして、舞台上に上がって終わり、というのではなくて、「しっかり女性を演じるんだ」みたいなことをおっしゃっていたんで、それをこう創って、出来上がっていく過程っていうのは稽古で、僕しか目の当たりにできないので、それは凄い楽しみだなと。どうアプローチしていくんだろうとか、というのは強いて言えば面白いところですね。

インタビュアー ありがとうございます。増田さんにお話を伺いたいのですが、我さんを女性として見ることが出来ますか?

山崎増田竹石 ワハハハハハ!!😀😀😀

増田 我さんが完全に女性として出演されることをさっき知って、だからそれはどういうことなんだろう?という、まだあの、咀嚼を出来ていない段階なので、ちょっとまだ訳が分かっていない感じですけど、だからこそなんかそれが凄い楽しみだし、面白いなあって、どうなっていくんやろう?って。

山崎 もう本当に演技力で、ここは我さんに問われる凄さですよね?

 いやあ、、、どうしようかしら。どうしましょう(笑)😋

山崎増田竹石 ワハハハハハ😀😀😀

 最初はカツラを被ってとか、そういう話も出ていたんですけど、いや、そうじゃなくて、だから何だろう、男っぽい女性、まあ神取忍さんとかアジャコングさんじゃないですけれど、そういう方向の。それでいて、女性の部分をどうやって出していきましょうか?というのは悩んでいまして。だから、どうしたらいいかな?って山崎くんにいっぱい聞きに行ったんですけど。

山崎 今日ちょうど参考のDVDをまずお貸ししたので、僕の役割としては以上ということで(笑)😋

増田竹石 ワハハハハ😊😊

山崎 あとは我さんの演技力だけです!!

インタビュアー ちなみに参考のDVDというのは?

山崎 『3軒茶屋婦人会』という僕が大好きな演劇のユニットがありまして、篠井英介さん、深沢敦さん、大谷亮介さん、この3人の男優さんが、女性役を女性として芝居をやるっていうユニットです。まあ、本当にいろんなアプローチをしていらっしゃる俳優さんが3パターンあるので、なんかピンとくるものが我さんの中で、あればなあと思って。

今日ふと、棚を見ていて思いついたものですから、お貸しして、どうゆうやり方が「あっこれなら今回の役にもあっているからいけそう」とか、「こうゆうこうとじゃないんだよな」とかいうのがわかるのか。何かちょっとでもこう今後稽古していくにあたって、何かの取っ掛かりになればなと思いまして、今日お渡ししました。だから、もう稽古ははじまってるんですよね。

 あーっと、こわっ!! 怖いねえ(笑)😏

山崎・増田・竹石 ワハハハハ😆😆😆

インタビュアー 今からワクワクしますね。前回のインタビューで山崎さんが我さんのことを花があるとおっしゃいまして、私がその花は何の花ですか?と聞いたら、山崎さんが「向日葵です」とおっしゃったんです。それで僕は我さんのことを向日葵のイメージで舞台を拝見したのですが、向日葵ではなかった

 ワハハハハハ😆

インタビュアー なんて言えば良いのでしょうか?こう、花は花なんですけれども、もうその私が思っているような、既成概念の中の花ではなかった。万華鏡をクルクル回しながら覗いた時に見える千変万化の花の模様を観ているような感じだったんですね。

ですからとても「凄いなあ」と思いました。竹石さんにお話を伺いたいのですが、先ほど、山崎さんの脚本は怖いとおっしゃられました。そこの部分をもう少し深掘りして聞かせていただけますでしょうか?何が怖いのでしょうか?

竹石 「人間て、こんなもんでしょ」みたいなところですかね、そういうところがとても多いんですよね。

増田 なんか、あるあるが散りばめられていますよね。

竹石 カッコつけていたり、頑張っていたり、気張っていたりしていても、「そんなもんでしょ」って。結構こう人間の外側がだんだんと剥がされて行って、でも結局そこが愛おしいみたいな、脚本になっているんですよね。


インタビュアー ありがとうございます。皆さんのお話を聞かせていただいていると、どんな劇がこれから創られていくんだろうかという期待がとても大きくなってきましたし、皆さんのこの舞台にかける熱い想いが伝わってきまして、熱気に温められているような心持ちがします。
次に、皆さんから順に、お互いのイメージについて伺いたいのですが、まだ稽古とかは始まってはいないと思うのですが、今までに共演されたりはされているんですよね

増田 はい。

インタビュアー そういった今までのご関係がある中で、それぞれ皆さんに持たれているイメージなどを聞かせていただけますでしょうか?まずは、座長の我さんからお伺いしてもよろしいでしょうか?

 そうですね、有華ちゃんは凄く芯が強いお芝居をされるなというイメージがあります。しっかりとしていて、器用なところもあるし、それでいて、しっかり感情を伝えられるというか、凄く素敵な女優さんだなというふうに思います。初めて共演した時に、またどこかで一緒に共演したいと思って、今回キャスティングした時に、有華ちゃんはどうだろうか?という話になって、それでお話を受けてくださったので。

悟朗ちゃんはやっぱり、凄く気持ちでやるというか凄く器用に見えるんだけどきっと多分そんなこともなくて、だからこそ凄く気持ちを大事にする役者さんだなっていうのがあって、僕が割とあの小器用な器用貧乏なタイプなので、僕のダメなところを逆に彼は持っているというか、だから凄く僕はそういう気持ちでやる役者さんが凄く好きなんで、今回、悟朗ちゃん出てくれないかなあって思った時に、ちょうど舞台をやっていたので、今までは申し訳ないんですけどあんまり観に行けていなかったので、オファーしたけど、お芝居は観ていないですというのは無いだろうなと思いまして、舞台をあらためて観に行って、やっぱり「いいなあ」と思って、お声かけさせていただきました。

インタビュアー 山崎さんについてはいかがですか?

 山崎くんとはもう4回目なので、まあ印象と言いますか、何でしょう、やっぱりでも、山崎くんが面白がるポイントっていうのが、僕は凄く好きなので、過去に色々と外部の舞台でもご一緒させていただいた時に、この人にこういうことをやらせたら面白いということが出てくるとどんどん乗ってくるし、その役者を生かしてくれるので。逆にでも言い方がちょっとアレなんですけれど、山崎くんの中で、「う~ん??」という俳優さんに対しては分かり易いんですよね。なんか、「もっと腹から声出せ!!」みたいな。

増田 えーっ??

 そんな感じで終わっちゃったり、器用なっていうか山崎くんの中で、凄く、まあ言い方悪いかもしれないですけれど、凄く遊べる役者さんに対しては凄く遊んでらっしゃるんですけど、そうでも無い方に対しては、そうでも無いっていうのが、割とはっきりと出るんで、僕は凄くそれが楽しいし、好きなんです。そうそうそう、分かり易いという印象です。

インタビュアー ありがとうございます。増田さんはいかがですか?

増田 私は、山崎さんから行きます!!

山崎 あ、来た!!

増田 髪が綺麗!!

山崎増田竹石 ワハハハハハ!!😆😆😆😆

 ちょと白髪増えてませんか?

山崎 ほんと、そうなんですよ、色素が薄い家系で。

増田 めっちゃ綺麗ですよね。

山崎 普通にダブを使っているだけで、リンスもしていないんです。

 シャンプーだけ?

山崎 シャンプーだけですね。

増田 へえ~~~ 本当に髪きれいです。

山崎 よく褒められるんですよ。「髪と手はイケメンね」って。

増田 まだあります、まだあります。初対面の時は、なんか私の目を全然視てくれなくて、「増田さん怖いです」って言われて、確かに怖いのかも?と思いながら、その時はそういう役だったと言うのもあるのかもしれないですけれど、でもなんか、その後は、結構言ってくださったりとかして、であと何せ私は、山崎さんに言ったことないですけど、普通にファンで、だから観に行ったんですよ山崎さんの舞台。

書く本が天才だな~って思っていて、でもほんとに初めて出させていただいたどん底とかも脚本を読んだ時点ですごい、面白い!!ってなって、もう是非やらせていただきたいんですってお話ししたんです。やっぱり役者がどれだけ頑張っても、やっぱり本っていう土台が、面白くないと、どうしても、、、っていうところがあるので、そこは山崎さんが本当に信頼できる人だなっていう印象がありまして、、、

山崎 恐れ入ります。

増田 そういうイメージです。我さんは、私はさっきインタビューで「おひさまみたいな人」って言ったんですけど、向日葵とおひさまってなんかポカポカしてて人を温める力があるし、なんか険悪なムードでも我さんがいたら、すごくこうホカホカするんです。そういう印象の人で、なんかこうドシッと構えられてるし、支柱になるっていうか大黒柱みたいなイメージがあります。

お芝居も一緒にやらせていただいた時も、すごくちゃんと聞いてくださるので、セリフを言っているときに、文字じゃなくてしっかりと会話をしてくださる方だなって思ったので、私も、すごくやりやすかったですし、そういうふうにコミュニケーションが舞台上でも取れるっていうのはすごく素敵な人だなって、思います。
で、竹石さんは今日初めましてなんですけど、

竹石 初めまして!

増田 初めまして。初めましてなんですけど、すごく穏やかで、だから今、竹石さんと我さんに挟まれて、「穏やかサンドイッチ」みたいな感じになっています。

山崎増田竹石 ワハハハハハ😁😁😁😁

増田 だから、今日は穏やかサンドイッチみたいな感じですごくホカホカして帰れそうだなって思っています。思っていたんですけど、残念ながら女バージョン、男バージョンで、稽古と本番は一緒じゃないので残念です。でも役は一緒なんですよ!!

竹石 そうなんです!!

増田 演じる役が、同じだということがさっき判明しまして、なんかそれも、面白いなと思いました。竹石さんと私はタイプ的にはちょっと違うのかなと思うので、イメージ的に、私が赤だと、竹石さんは緑みたいなそういうイメージなのかなと。そういう感じがあったので、そこがこう、出来上がった時に違った印象の二人が同じ役を演じた時に、どうなるんだろうっていう興味は今日お会いして、すごく沸きました。

インタビュアー 楽しみがまた増えますね。ありがとうございます。では竹石さんよろしいですか?

竹石 山崎さんは、メガネ!!

増田 メガネ、マスク(笑)😁

竹石 メガネ、マスク(笑)😁

山崎増田竹石 ワハハハハハハ😆😆😆😆

竹石 でも、僕、山崎さんが出演された舞台を拝見していて、山崎さんが出られてきて、「そのまんまの人が出てきたな」っていう感じで、会ってみて、やっぱりこういう人なんだっていうところですね。適当ぶっていると僕は思っています。

 ああ

山崎 かっこいいですね。それはそれで(笑)😏

竹石 相当頭がいい方だなって思っていて、だから、もちろん観ていても読んでいても面白いって僕は思っているんで、怖いですよね。稽古に入るのが。すごい頭がきれる方なんじゃないかなって思っています。ただ、初めましてなんですよ僕。分からないので、これから知っていけたらなっていう感じです。我さんは、1回共演させて頂いて、その後はSNSとかで見ているだけで、お互いにそんなに交流はなかったんですけど、劇場でこの間お会いして、ご挨拶させていただきました。やっぱり、向日葵とか、おひさまとかポカポカしているって僕もとても分かるんですけど、それ以上にやっぱり怖いんですよ。

インタビュアー 怖い?

竹石 目が怖いんですよ。本当に鋭い目をたまにするんで、僕が共演した時に徳川家康役と石田三成役だったから、本気で人殺しみたいな目するんですよ。

山崎増田 ハハハハハハ😅😅😅

竹石 シリアスなギャップが怖いんですよね。コメディのお芝居が凄いので我さん。でビジュアルを活かしてガンガンにそういうのをやってくださるので、だからシリアスな時に「こわっ」って思います、本当は何考えてんだろうって。

 ハハハハハ😄

竹石 メチャクチャ蔑んで、自分たちのことを見ているんじゃないか??って。

 いやいやいやいや

増田 それめっちゃ怖いですね。我さんがそんなこと思ってたら。

竹石 思っていたんですけど、そんなことはなくて(笑)😁

山崎増田 ワハハハハハ😆😆😆

竹石 まだ、でもちょっと油断ならないですね(笑)😏

山崎増田 ワハハハハハ😆😆😆

竹石 増田さんは初めましてなんですけど、インタビューを聞いていて、すごく自分を見つめられている方だなって、感じます。さっき、お酒飲んで弁当振り回すっていうのを聞いたんですけど、、

増田 ハハハハハハ😅

竹石 さっき聞いたら「10年日記」を書いているって言っていて、10年日記だから書いたら前の年の同じページに並ぶらしいんですよ、多分そういうことをされているから、そういう自己分析をすごいされているんだなと思いました。自分も10年日記始めようと思いました。

 思うよね。

竹石 すごい自分は無理そうでしょ?(笑)

増田 5年日記とかもあるんですよ。10年になるとハリーポッターの本ぐらい分厚くなってくるんですけど。

竹石 持ち歩けないじゃないですか!

増田 持ち歩けないですよ。

竹石 家に置いてなんですね。

増田 おすすめです。ぜひ皆さんも。

インタビュアー 竹石さん、ありがとうございました。では次に山崎さんに皆さんのイメージを聞かせていただいてもよろしいでしょうか?

山崎 はい。我さんは、初めて観た時は、舞台上にいらして、客席で僕は拝見していたのですが、多分それで、なんか向日葵とか、明るい「陽」の感じを受けたんですけれども、こうやって何度も接する機会をつくっていただいてきてから分かってきたことと言うと、多分我さんは、球根とか腐葉土みたいな存在なんですよね。

だからこう芝居、芝居によってどういう芽がピョコって出てくるんだろうとか、逆にこう環境、まあだから腐葉土ですから、栄養満点ですから、本当に、そういったふうに我さんが居てくれることで周りがこううまくなんか、回っていくというか、発芽していくというか、そんな方なのではないかというふうに最近は思っています。だから球根とか腐葉土ですから、暗いんですけれども。

 あーそうそう、そうですね。

山崎 でもやっぱり、必要不可欠というか、環境というか存在ですね。っていうのが我さんに対する僕の印象です。増田さんは、やっぱり眼力(がんりき)、目力(めじから)がお有りのタイプだから、多分それで僕は割と柔和な目だと思うんですけども、それでちょっと恐怖心を最初抱いたんだと思うんですけれども。今なんかこうやって、あらためて、お目にかかると、なんかやっぱり、まあ、何ていうんですかこう、増田さんも明るくて、花があって、ともすればちょっとかっこいいって感じすらするんだけれども、何かこの方が、雨の表参道を一人で傘さして歩いていたら、ちょっと切ないな、っていう。なんかそう言った悲しさも裏側にあるようなイメージがあって、なんかちょっと言葉が悪いんですけど、ちょっとアバズレた血がこの人には流れているんじゃないかって。

増田竹石 アハハハハハ😊😊😊

山崎 って思うと、なんかそれだけでドラマチックな存在だなって思います。で、竹石さんは、こうやって間近でお会いするのは初めてなんですけれども、やっぱりこう、思っていた印象の通り、優しそうで、爽やかで、で釣りがご趣味だって伺ったんですけれども、そういう人が、この役の中で、どうやってこう、嫌な面と言うか、あんまり公(おおやけ)で出さない、裏側のちょっと醜い部分をこう出してくださるだろうか??と言う期待はものすごくあります。

竹石さんがそれをやれば、もしかしたら、それをやればそう言った悪い面なんだけれども、全然なんかチャーミングにお客様が受け取ってくれるんじゃないかとそう言った期待と言うと烏滸がましいんですけれども、なんかそう言ったワクワクは、ありますね。早く稽古したいなあっていう。増田さんは逆に、裏側を出した時に、なんかそれが、いい意味で、悲しくって言うか、なんかあの子、応援してあげたいなみたいな、そんな見え方になるんじゃないかなあ。そう思うとそれはそれでプリティなキャラクターになるんだろうなと思うと、こうやって俳優さんとお話ししていると、早く稽古がしたいなって言うふうに思っていますね。

増田 そう考えると、全然違う感じになりそうですね。

山崎 そう、だからあの凄いお互いをライバル視されてるみたいなんですけど。

増田竹石 してないです

増田 性格悪いです、そう言うところ、ほんとに。

山崎 ほんとに別物になるはずなので、なんかそれはそれで、全然気にしないで、やってください。

増田竹石 はい。


インタビュアー ありがとうございます。コロナ禍で、ずっと長い間この状況が続いてしまっています。そういった状況の中で、お客さんたちは、リアルに舞台を観られることが凄く楽しみだと思います。楽しみにされている方々に向けて、メッセージをお願いします

 まだまだコロナ禍で、いろんなことが、生きづらいと言うか、モヤモヤがたまる日々なんですけれど、観に来てくださる方は、だからこそエンターテイメントというもので、楽しんで舞台を観たいって思ってくださっていると思うので、その期待を裏切らないように、観に来てくれたお客様に、「明日も頑張ろう」と思って帰ってもらえるのが一番だと思っています。そう思っていただけるように、稽古を頑張ろうと、意気込みでございます。

インタビュアー ありがとうございます。増田さんよろしいでしょうか?

増田 あの、コロナ禍の前は、ある意味なんだろう?劇場に行けばお客様がいるのが当たり前じゃないですけど、もうそこにいることを疑わない、AKBの時も、ライブに行ったらもちろんファンの人が満員で、っていう環境だったんですけれど、コロナ禍になって、当たり前が当たり前じゃないことの恐怖というのをすごく感じています。その中で、こう出させていただいた時に、舞台をやる意味とか意義とかということをすごく考えるようにもなりました。

お客様も観に行く意味を求めて、来られているなということをすごく感じて、ちょっと舞台への意識が高いというか観に来ている人たちが、絶対観て帰るぞっていう感じをすごく感じるんですよね。

お金を払って、こんなに危険な目にあっても来ているんだから、絶対返せよお前、みたいな、ちょっと包丁出しながら観に来ているような感じを感じるような時もあって、でもそれがすごく、いい循環っていうか、ガソリンになって回ったりっていうのを経験したりした中で、コロナがあったことはしんどかったですけれど、それはそれで、何だろう自分の意志っていうのも改めて確認できたし、その中でこういう舞台ができるのは幸せだなと思いますし、今回悲劇ですけど、それもなんか傍から見たら面白いってことで、もうすごい何にも持たない状況で、皆さん楽しく楽に見てもらえたら、「いやあ面白かったな」って言ってもらえるんじゃないかなって思います。

あとは、男バージョンと女バージョンの2パターンあるのと、ずっとみんな出ずっぱりなんで、多分1回じゃ足りないと思いますので、女性バージョン全体を見て、次は誰かキャストを決めて、観るとか。それで、男性バージョンもそれで見てください。なのでさっき我さんが他の取材で言ってたんですけど、4回は見て欲しいな。

インタビュアー その観劇の仕方は面白いですね。キャスト全員を観ようと思ったら、毎回来なくちゃダメですね。

増田 そうですね。毎回違うと思います。出ずっぱりですし、色んな人を観に来てもらえたら嬉しいと思います。

インタビュアー ありがとうございます。竹石さんお願いします。

竹石 はい。私事なのですが、本当は昨日が千秋楽の予定だったんですけど、公演が中止になって、一公演も出来なくて、稽古は完了していたんですけど。そうなるとほんとに、届けられないとお客様に観てもらえないと僕らの仕事は正直何の意味もなくなってしまって。

なので、虚しさと悔しさしか残らなくて、コロナ禍になって初めての経験ではないんですけど、またそれが再演することになって、来年ってなったら全く同じメンバーが集まったとしても、絶対同じ空気はできない。今この瞬間の僕たちの持ってるモノしか絶対に舞台上には出せないので。

でもそれはお客様もそうだと思うんですね、今この瞬間お客様も都合があって、いいタイミングだったから来られるし、僕らもそうなので、もしご都合が合えば、この瞬間はもう絶対に2度と無いので、「我善導をおもしろがる会」今回のキャスト、全く同じキャストが集まっても全く同じモノは出来ないので、もしその瞬間がお客様と合えばぜひ、いらして欲しいです。さっき増田さんがおっしゃっていたように、4回は見て欲しいです。全8公演しか無いんですよ。

男バージョン・女バージョンそれぞれ4回づつしか無いんです。限られた日数なので、こういうご時世なので、色んな都合があると思うのですが、もしご都合が許せば、ぜひ足を運んでいただけたら、きっと前向きになれる素敵な機会になると思うので、皆様のご来場をお待ちしております。

インタビュアー ありがとうございます。山崎さんお願いします。

山崎 スポーツ、例えば野球でも何でも、そうですけれど、生で観戦することがやっぱり面白かったり、やっぱりライブの凄さって、ありますから。ほんとに今回はある意味、12人とか13人の言葉のボクシングが展開されますので、やっぱり生でライブでそのボクシングを、丁々発止のボクシングを観に来ていただきたいなって思っています。
この作品はもう50年は再演しませんから!!50年後、我々ここ3人(山崎・増田・竹石)はまだ80代ですよね、でも我さんは90代ってことで、もう出来ないですよね。とすれば、もう我さん版のこの公演は今回限りしか観ることが出来ません!!

増田竹石 フフフフフ😁😁😁

山崎 そんな気持ちでおりますので、向こう三軒両隣お誘い合わせの上、ぜひご来場くださいませ。

インタビュアー ありがとうございます。本日は長時間のインタビュー、本当にありがとうございました。今からとても楽しみにしております

山崎増田竹石 ありがとうございました!!


公演情報

WAHAHA本舗 PRESENTS 我善導をおもしろがる会 vol.3「?人のおもしろがれない大人たち」

[プロデュース]

喰 始

[脚本・演出]

山崎洋平(江古田のガールズ)

[出演]

我善導

【男性バージョン】
モロ師岡、西條義将(モダンスイマーズ)、竹石悟朗、塩崎こうせい、大西一希(PAPALUWA) 稲葉俊一、加藤パーチク、米本来輝、徳永伸光、市川大希、國崎史人、石原正康(幻冬舎)

【女性バージョン】
増田有華、あだちあさみ、福田ユミ(東京マハロ)、丹下真寿美(T-works)、高瀬あい(江古田のガールズ)、神谷敷樹麗、比嘉奈菜子、広田あきほ、南出めぐみ、荻野紗那、 石原奈津美

[公演日時]

2022年5月17日(火)~22日(日) 全8ステージ ※開場は開演の30分前
5/17(火)19:00~(女)
5/18(水)19:00~(男)
5/19(木)14:00~(女)/ 19:00~(男)
5/20(金)14:00~(男)
5/21(土)13:00~(女)/ 18:00~(女)
5/22(日)13:00~(男)

[会場]

新宿シアタートップス
東京都新宿区新宿3-20-8 WaMall TOPS HOUSEビル4階
https://www.honda-geki.com/tops/

<アクセス>

JR・小田急・京王 新宿駅東口 徒歩5分
東京メトロ・都営地下鉄 新宿三丁目駅 / 東京メトロ 新宿西口駅 B9 出口 徒歩1分
西武新宿線 新宿駅南口 徒歩5分

[料金]

全席指定席 前売 ¥4,800(税込) 当日 ¥5,500(税込)
※自治体や劇場などで作成されている新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインに沿った収容人数でのご案内となります。あらかじめご了承ください。
※未就学児童のご入場はお断りいたします。

[チケット]

2022年4月2日(土)10:00~ 一般発売開始
チケットぴあ(P コード:511-050) チケットぴあ店頭/セブンイレブン店頭
ローソンチケット(L コード:32907) https://l-tike.com/order/?gLcode=32907/ ローソン店頭/ミニストップ店頭(店内 Loppi)
e+(イープラス) https://eplus.jp/warezendou_vol3/ ファミリーマート店内(Fami ポート)
カンフェティ http://confetti-web.com/warezendou

[ご案内]

※ご来場、観劇の際はマスクの着用をお願い致します。
※アルコール消毒、検温など新型コロナウイルス感染症対策にご協力ください。
※事前にワハハ本舗HP上で観劇にあたってのご案内を掲載いたしますので、あらかじめご覧になった上、ご来場をお願い致します。

[協力]

オフィス PSC、オフィスマハロ、オレガ、キャストパワー、幻冬舎、 サンミュージックプロダクション、スタジオオーデュボン、ヒラタオフィス、 フレイヴエンターテインメント、ベンヌ、モダンスイマーズ
Axion entertainment、bamboo、Cheeky、CROWNS、TEAM HANDY、T-works

[問い合わせ]

ワハハ本舗 03-3406-4472(平日11:00~18:00):http://wahahahompo.co.jp/